香南市文化財センターは26日、同市香我美町上分の香宗川支流の山南川そばの段丘で、縄文時代から弥生時代への移行期(約3200年~2500年前)の住居跡とみられる遺跡や約8000点に及ぶ土器片や石器などを発見したと発表した。庭ケ渕遺跡(にわがふちいせき)と名付けられた。
今年7月から本格的に調べ始めた。約8千点の土器片や石器などが見つかっている。
縄文時代晩期後半の遺物とされる「孔列文(こうれつもん)土器」2点が見つかった。県内では3例目の出土。ほかに弥生時代前期の「遠賀川式土器」も出土した。 ともに、九州で多く出土する。
また、北陸地方の「長竹式土器」と西日本各地で出土する「刻目突帯文(きざみめとったいもん)土器」発見され、他地域と交流があったことがうかがえる。
一般向けの現地説明会が、28日(日)午前10時半~同11時半に開かれる。
[参考:読売新聞、朝日新聞]
今年7月から本格的に調べ始めた。約8千点の土器片や石器などが見つかっている。
縄文時代晩期後半の遺物とされる「孔列文(こうれつもん)土器」2点が見つかった。県内では3例目の出土。ほかに弥生時代前期の「遠賀川式土器」も出土した。 ともに、九州で多く出土する。
また、北陸地方の「長竹式土器」と西日本各地で出土する「刻目突帯文(きざみめとったいもん)土器」発見され、他地域と交流があったことがうかがえる。
一般向けの現地説明会が、28日(日)午前10時半~同11時半に開かれる。
[参考:読売新聞、朝日新聞]