佐賀市教委は22日、昨年暮れに、甕棺から青銅鏡「雲雷文帯連弧文鏡(うんらいもんたいれんこもんきょう)」(直径約11cm、後漢時代、1世紀中頃)が出土した尼寺(にいじ)一本松遺跡(佐賀市大和町尼寺)で、甕棺墓とともに青銅鏡「方格規矩鏡(ほうかくきくきょう)」(直径約11cm、後漢時代、1世紀中頃)が新たに見つかったと発表した。 方格規矩鏡の出土は県内では14例目という。
鏡はほぼ完全な形で出土したが、長い間使用されたあと、意図的に割られ、弥生後期前半・1世紀ごろの甕棺の外側に、添うように埋納されていた。 棺の内側は赤色の顔料が塗られ、小さいガラス玉も出土したという。
出土した2面の鏡は、4月5日から5月6日まで佐賀市大和町の肥前国庁跡資料館で一般公開される。
[参考:佐賀テレビ、朝日新聞]
過去の関連ニュース・情報
2011.12.27 佐賀市・尼寺一本松遺跡 1世紀代の墓群が見つかり、甕棺のそばから雲雷文帯連弧文鏡が出土
鏡はほぼ完全な形で出土したが、長い間使用されたあと、意図的に割られ、弥生後期前半・1世紀ごろの甕棺の外側に、添うように埋納されていた。 棺の内側は赤色の顔料が塗られ、小さいガラス玉も出土したという。
出土した2面の鏡は、4月5日から5月6日まで佐賀市大和町の肥前国庁跡資料館で一般公開される。
[参考:佐賀テレビ、朝日新聞]
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