ノート検査と採点が終わった~!p(^o^;)q ○×だけだけど。
気がついたら、勤務時間が終了していた。残業手当なき残業。帰ろう。
(正門をでてから、ケイタイでアップロード:ここの部分は家で追記。ちゃんと主張しないと、どこで何を言われるかわからないからね。)
ノート検査と採点が終わった~!p(^o^;)q ○×だけだけど。
気がついたら、勤務時間が終了していた。残業手当なき残業。帰ろう。
(正門をでてから、ケイタイでアップロード:ここの部分は家で追記。ちゃんと主張しないと、どこで何を言われるかわからないからね。)
試験監督①、試験監督②、採点、休憩・昼食、コーヒー、現在昼休み。気分転換に校内をお散歩。いい天気。樹木の緑を見ると、目が休まる。午後も採点、採点、採点、採点~。
天気がいいから、仕事がはかどる。
がんばるぞぉ。ガオ~
先週金曜日から3年生、昨日から1、2年生が、中間テスト。
今日は採点&ノートチェック... がんばるぞ。もうすぐ学校だ。
学校に出入りの教科書会社(開隆堂)が、平成18年度から21年度に使用される中学校英語教科書(6社6種)で取り上げている英単語のリストを持ってきてくれた。
現在の中学校英語教科書は、中学校学習指導要領(平成10年12月告示、同15年12月一部改正)の中で、「語,連語及び慣用表現」については、以下のように規定されている。
(ア)別表1に示す語を含めて,900語程度までの語(季節,月,曜日,時間,天気,数(序数を含む),家族などの日常生活にかかわる基本的な語を含む)
(イ)連語のうち基本的なもの
(ウ)慣用表現のうち,excuse me,I see,I'm sorry,thank you,you're welcome,for exampleなど基本的なもの
(ア)の別表1に示す語が100語であり、これを必修100語としている。これに加え、各教科書執筆者が選んだ800語(程度)と(イ)と(ウ)で中学校の3年間の英語教科書の本文等は作成されている。開隆堂が作成したこの資料は、必修語以外の単語として、どの教科書が、何年生で、何という単語を導入(本文などで使うこと)しているかがわかる。
勤務校に進学してくる生徒たちは、大体中学校では2社の教科書で勉強してきていることが分かっている。僕たち高校の英語教師は、中学生はどんな教科書を使い、何を読み、どんなコミュニケーション活動をしているか、できる限り知る必要がある。しかし実際のところ中高の交流・授業公開などは、ほぼどこの学校でもできていないので、直接的にそれらを観察し、教えてもらうことはなかなかできない。だからせめて中学校教科書の、「読み込み」が不可欠なのだと思う。この資料は、主に長期休業中に実践しているそんな作業の一助になるものだ。
中学校学習指導要領-第2章:各教科-第9節:外国語
新しいウインドが開きます。
ヘッドセット(イアフォン)を装着し、自転車で走る高校生。
携帯のメールを読みながら、自転車で走る高校生。
ここ数年、特に目につく。危ないこと、この上ない。
だいたい日本の交通ルールでは自転車は左側通行である。これは高校生だけではないが、守られていない。
バイクで通勤する時も、最寄り駅からバスを使って通勤する時も、ひやりとさせられることが多い。信号無視を含め、法規違反は常態化している。自転車だって、青は進め、赤は止まれである。安全運転義務があるのは、同じなのだ。
未成年者・高校生が、進入禁止の場所に自転車で乗り入れて警察官に補導されたり、歩行者(主にお年寄り)と接触し、死亡させたり、大けがを負わせてしまい、新聞ネタになることがある。生徒たちの登下校の様子を見ると、いつか自分の学校でも... と、考えてしまう。もちろん日常から口を酸っぱくして交通安全の注意はしているが、あまり成果が上がっているとは言い難い。現状を見ると、高校生には、これまでは交通事故被害者にならないようにと言い過ぎていたのかもしれない。これからは、加害者になる可能性も考えさせて、指導をしなければ本当はいけないのだと思う。今日も日本のどこか、埼玉県のどこかで、自転車が原因の交通事故が起きているだろう。命を落としている高校生もいるかもしれない。
自分は、担任した生徒が交通事故で命を落としている。
あんな思いは、二度とゴメンである。
先週木曜日、今学期最初の総合学習、「英字新聞を読む」があった。
接近中の台風9号への対応で…大体どこでも同じだと思うけど…授業をカットして生徒を早く下校させるかどうか、昼休み職員会議を行った。結局、午後の授業・総合学習はそのまま実施して、部活動を可能なかぎり休みにして生徒を下校させることになった。
…準備した材料がムダにならずにすんだ。
今回は、数日前にニュースになった史上初の女性Beefeaterを取り上げた記事を題材にした。
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総学の講座展開。僕は大体以下のようにしている。
1.最新ニュース(当日・前日)を読む。
これは、総学講座日(木曜日)の英字新聞、ウェブサイト(主に毎日インタラクティブ)から、ニュースを探し、ハンドアウトを作成する。生徒はほぼ初見の記事を読んで、何が書いてあるか読み取る。記事を読み、要約を作成し、それぞれ発表する。
先週は、台風9号関連ニュースを使った。
2.やや長いニュースを読む。
この日は、上記のとおり、Beefeaterについての記事を使った。
記事を生徒に渡し、グループごとに分担を決めて記事の日本語訳を作る作業になる。短いものであれば、その日の内、長いものであれば次の総学講座までの課題にする。
3.発表
2.で作成した日本語訳をグループごとに発表、それぞれ評価する。生徒は自分の分担場所の前後も読まないと役が出来ないので、おおよそ全てのニュースに目を通すことになる。
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1学期は講座で試用したニュースは、全て担当者ある僕が準備をした。今学期は参加者に選ばせたいと思っている。準備は本当に大変だが、楽しい(interesting)講座にしたいと思う。
疲れている。どうにもならないくらい。
イライラしていて、考えることができないくらい。ぼ~っとしてしまう。
これじゃ危ないなあと思って、今日は休暇を取らせてもらった。
雨が降っている。
MP...
Monster Parent(s)は和製英語。学校や担任教師に対し、自分の子に関する「理不尽な苦情」や「無理難題な要求」を突きつける保護者こと。
MP、確かに増加中だろう。もちろん保護者のクレーム、意見、学校との考え方の相違は今に始まったことではない。寄せられる意見の中には、学校運営上貴重ななものもあり、学校に寄せられる意見全部が、理不尽な文句とはいえない。それらは自らを律するヒントとすべきものもある。しかしあまりにわけのわからない文句が多すぎることも事実である。それを学校は、これまで我慢に我慢を重ね、解決に向け努力をしてきたがもはやどうにもならないと、正直危機感を感じている教員は多いと思う。
公務員組織が必要以上に世の中のご意見に敏感になっていること。学校組織全体への不信感。もっといってしまえば、公務員組織ひとくくりに抵抗勢力・敵対視した、小泉何でもあり内閣のありよう。これらがMP顕在化に”功績”があるのではないかと思う。
昔、からPCという言い方があった。今から30年ほど前、学校の「荒れ」が顕在化し社会問題になったころ、一時使われていたような気がする。PCは、problem childrenの頭文字で、問題児・非行少年の意味だ。MPとPCが何か重なるのは僕だけではないと思う。何か変な感じである。
もちろん何もかも保護者・生徒のせいにはできない。悲しいことではあるが、先生も、いろいろ偉そうなことはいえないことがある。BKと呼ばれないように、自分たちを律することを忘れてはならないだろう。
BK...baka kyoushiの略である。
今日から2学期、大きな事故もなく生徒たちが、学校に戻ってきてくれた。千人超生徒がいると、体育館は、さすがに暑かった。
今朝は7:30には出勤。分掌主任に校正を依頼していた文書を受け取り、就職応募書類の発送準備。始業式・HR後、履歴書の清書指導。午後は明日からの教材準備。びっちり働いた。
今日は定刻だ... p(^0^)q
実質的に夏休みも今日で終わり、明日から新学期である。
まともに研修日として認められたのが先月初めの2日間だけ。お盆休み以外はほぼ毎日出勤。進路指導の仕事ばかり。落ち着いて教材研究をすることもあまり出来なかった。
先月27日からも、出勤・出張が続き、夏の終わりの2日間の年休も疲れを取るどころか、微熱が続いて何も出来なかった。こんなことをしていると、死んでしまう。
本当に忙しいだけの、疲れのとれない夏休みだった。
生徒の夏休みは後1週間あるけど、職員はほぼ今日あたりから本格稼働ということになる。
文化祭の準備で忙しい文化部生徒&顧問、クラスの出し物の準備で忙しい生徒&担任、僕のように校務分掌の仕事で出勤するもの... この時期になれば、学校はかなり人間が多い。通勤途中のJR駅でも、勤務校の生徒を目撃したし、さっきも生徒の通学自転車に追い抜かれた。明日は出張、明後日も通常勤務だ。忙しいなあ。
ケイタイからブログの投稿をするのも久しぶり。さあ、もうすぐ学校だ。
今年も文部科学省の学校基本調査(速報値)が8月になり発表になった。義務教育段階の不登校児童生徒数が新聞TV等で取り上げられ、話題になっていた。僕の仕事と関係があることとしては、大学への進学率がある。今年も注目していろいろ読んでみた。
平成19年3月の高校卒業生の大学・短大への進学率は51.2%
・高校卒業生数1,147,984人。587,497人が大学・短大等に進学
・進学率は昨春の49.3%よりも1.9ポイント上昇
・男女別に見ると、男子は49.9%、女子は52.5%
今春にも到来するとされていた「大学全入」には、ならなかった。景気回復の影響か思ったより大学受験者が増えたためであるとされたが、それが問題とは思えない。それよりも、人気のある大学はさらに学生を集め、そうでないところは定員割れが一層深刻化したことに注目すべきだ。後者にもし勤務校の生徒が進学を希望した場合、僕たちは何が出来るのか、何をすべきなのかを考えることの方が重大事だ。
…そんなことをまず思った。
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昨年、一昨年もこの調査を取り上げた。
2005.08.15、「5.5% of 52.3%」
2006.08.16、「8月15日に考えたこと。」
前の記事を読むと、去年の速報値では大学進学率は52.5%だった。でも、最終確定値は49.3%だから、3%も誤差があることになる。この差は大きい。
文部科学省のデータを読むと、全体の進学率は49.3%。各学科別では、、、
普通科57.9 農業科13.1 工業科16.5 商業科22.6
水産科13.4 家庭科21.5 看護科79.5 情報科53.7
福祉科21.6 その他64.0 総合学科33.2 全日制50.1
今年も同じようになれば、最終的には50%程度で落ち着くことになるのだろうか。
平成18年度調査(18年3月卒業生)によると、全日制普通科卒業生の58%が大学生になったわけだ。これはこれでスゴイ数字だろう。でも、普通科以外の進学率を見ると、考えさせられることもある。
現在の保護者世代の感覚だと普通科でないものは職業科(農工商)のイメージがまだ若干残っていると思う。しかし、現在はそうではない。データを見てみよう。
看護科、情報科は進学が多い。その他の中には理数科、外国語(英語)科等が含まれるから、これらは従前の考え方による職業科と見なすことは難しい。まさに専門学科である。全部ではないが進学類型に近いと考えてもいい。これらは進学率が普通科並みとは言わないが、高い。大学等への進学率は看護科82.0%、情報科53.7%、その他64.3%だった。この春の卒業生も増えることはあっても、大きくは減少することはないだろう。総合学科も商業科などから学科転換したケースも多い。おそらく転換前より進学率は向上しているはずだ。
「伝統的」専門学科(職業科)のは農業科、工業科、商業科、水産科、家庭科と言えるだろうが、それでも商業科と家庭科は大学進学率が2割を超えている。商業科の就職率は42.4%。。。けっして多いとは言えない。普通科新卒者の就職率は10%を下回る。全部あわせても18.0%である。僕が以前勤務していた高校の商業科も3クラスで就職は20名程度だった。いわゆる早慶上智、MARCHクラスは難しいが、現在では商業科からも中堅どころの大学には推薦入試、AO入試を使えば合格できてしまう。それについて是非論があるとは思うが、普通科以外でも普通科並みに大学へは進学できる時代なのだ。よく、大学生の学力が落ちたといわれる。それはその通りかもしれない。でも、大学数が増え、入学定員も増えたことに加え、生徒数は減少しているのだから、「大学の人たち」のイメージしている大学生 or 自分たちの大学時代と比較したら多様な学力レベルの大学生が誕生するのはもうわかるべきことだし、彼ら彼女たちをお客さんにしなければ大学は成り立たないことも理解しなければならない。これに加え社会人がもっともっと入りやすい大学にしなければ、大学は潰れることになるだろう。進学率の上がっている高校生をどこまで受け入れられるか、二人に一人が進学する教育機関になった大学は、その全てが高等教育機関であり続けることは不可能なのだ。日本はアメリカの次に高校新卒者が5割を超える国だ。
5人に4人は就職しないのが、現在の全日制高校の状況だ。これも考えたらこれもすごいことだ。これを元に一層専門学科(学校)を総合科・普通科(学校)へ転換すべきと考えるか、それとも18歳で就職する・できる人間を作る高校を残すべきなのか、難しいところかもしれない。
いろいろ考えたこと、気づいたことを羅列してみた。もう少し、この資料は読み込まないとダメかもしれない。
7月24日に読売新聞のウェブサイトが発信した記事。改めて読み直してみよう。
【需要急増、都の公立校では加入者3割強】
保護者などから起こされる訴訟に備え、保険に加入する教師が増えている。
大手損害保険会社の大半が教師専用の保険を扱っているほか、公務員全般を対象にした保険を利用する教師も多い。東京都の公立学校では今年、保険に加入する教職員が3分の1を超えた。こうした状況は、学校に対する親の理不尽なクレームが深刻化する中、教師たちが「いつ訴えられるかわからない」という不安を抱いていることを示している。
複数の大手損保によると、教師向けの損害保険が出来たのは2001年前後。損害賠償請求訴訟を起こされた際の弁護士費用や、敗訴した場合の賠償金を補償する。毎月の保険料は200~1000円、補償額は300万~5000万円前後で、現在、大手損保6社のうち5社が、こうした保険を販売している。ある大手損保の担当者は、「口コミで保険の存在が広まっている」と語る。
幸いなことに今のところ自分の周りではこの手の話題はない。でも、気がついたら加入していないのは自分だけなんてことに、いつなるかわかったものじゃない。そんな漠然とした、不穏な?感じはする。
僕たちは公務員である。支出の細かいところまで、納税者に説明責任がある。
僕は高校の進路指導部に所属している。おそらく、高校教師の仕事としては、最も民間の方に仕事でお会いすることが多いポジションだろう。日本の社会では、相手先を訪問するとき、ふつう名刺交換という”儀式”がある。大学、短大、専門学校、各企業...来校してくれるどこの方とも、僕は名刺を交換することになる。
よく言われることだが、学校の先生は名刺を持たないことが多い。恐らく持たない方がマジョリティーである。でも、僕たち進路指導部はそうはいかない。当然名刺を持つことになる。名刺を持ち外部の方と合うことが仕事の基本になる。
さて、この名刺、民間企業の事情はよくわからないけど、どこの(だれの)予算で印刷するのだろう。民間企業では、自分の名刺は誰が印刷してくれるのかな。それとも自腹なのかな?なぜこんなことを考えるかというと、現在学校においては、公費で名刺を作成してもらえないからだ。
僕はこの件に関しては、おかしいと思うことがある。作成できない理由付けが納得できない。
学校の支出の基本原則として生徒に直接利益が還元されない(個人名…僕だったら、全英連参加者…名で名刺を作る)ことへの支出は許されない。どんな校務分掌(教科指導以外の校内の仕事分担)に所属していても、名刺は私物扱いになる。なぜなら個人名だから。名刺は個人の物、私物あつかいなのだ。私物なので、公費で印刷はしてもらえない。使うのも私用になるらしい。でも、これおかしくないかな。
僕たちがなんのために企業の方と話しをしたり、大学関係者と会い、情報収集をしているのか。これは生徒の就職希望・進学希望が叶うように思うからだ。これこそまさに、THE公務である。この仕事は、それでも、生徒に直接利益が還元されないのか。わからない。
…直接とは何だ。
僕たちは私用で、上級学校や企業関係者と会っているわけではない。
僕たちは大学や企業情報を得、それを生徒に伝えることは、一にも二にも生徒のためである。これが利益還元といわないで、何なのだ。僕はこの考え方がわからない人間の判断が理解できない。納得もできない。どう考えても受け入れがたい。
僕の仕事は生徒に還元されない仕事なのか。ここまで言われる筋合いはないと思っている。