全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

総選挙 思い通りにはいかないのだ。

2017-06-10 08:00:00 | 気になる 政治・政治家

 〈備忘録〉

 再掲

 選挙前予測では、単独過半数は危ぶまれていた保守党・自民党連立政権。保守党が庶民院(以下「下院」)650議席中331議席を獲得した。自民党は8議席と激減。連立政権がどうなるかはわからないが、保守党が政権を引き続き維持することは間違いない。

 これは、今回のイギリス総選挙のことではない。2015年の選挙結果についてである。

 あの時は予想を覆し、保守党が躍進、連立政権の自民党は壊滅的に激減した。イギリス国民は「保守党」、「労働党」、「スコットランド国民党」の3つの政党を選択した。
 その後Brexitがあり、キャメロン首相が退陣。テリーザ・メイ新首相の元でイギリスはEUからの離脱をすすめることになる。
 EUとの外交交渉を力強く進めることを目指し、さらなる政権基盤の盤石化をもとめて、メイ首相は任期を3年近く残す庶民院を解散、総選挙を実施した。事前予想は保守党有利。以下選挙結果である。

政党別得票数

 政党別増減はこうなった。

政党 議席 増減
Conservative 318 -13
Labour 262 +30
Scottish National Party 35 -21
Liberal Democrat 12 +4
Democratic Unionist Party 10 +2
Sinn Fein 7 +3
Plaid Cymru 4 +1
Green Party 1 ±0
Others 1 ---

 保守党(Conservative)は過半数割れ。労働党(Labours)が30も議席を増やした。これじゃ、何のために選挙をしたかわからない。
 前回大躍進(6→56)したスコットランド国民党(Scottish National Party)も、21減。

 BBCのウェブサイトで、メイ首相のインタビューを見たが、”obviously wanted a different result”とのこと。当たり前だ。かつて連立を組んでいた自由民主党からは、政権を維持することを”ashamed”とも言われている。
 保守党(政権)は、北アイルランドの保守系地域政党で議席数10の民主統一党と連立を組み、政権を維持することになるようだ。

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 BBCの記事を読むと、a wafer-thin majority(ウエハースのような過半数)という表現を見つけた。僅差の表現である。
 ・・・おもしろい。

 今後イギリスの政治がどうなるかわからない。でも、前途多難は、間違いない。


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菜の花 種取り

2017-06-10 04:00:00 | 全英連参加者 2017

 今年もブログで何度か取り上げた菜の花。プランタに数株、花壇にも3株ほど育ち、花を咲かせてくれた。一番元気のよかったものを、種取りのためプランタに残した。
 5月末にはほぼ枯れて、サヤも茶色くなった。過日種取りをした。

 6年前の’11年秋、種まきから挑戦したのだが、害虫に食い尽くされ、育成をあきらめた経緯がある。また、今年咲いたもので、種取りに残したもの以外からこぼれた種も多いだろう。あえて種まきをしなくても、きっと生えてくる。でも、今年は土作りから挑戦して、ちゃんと栽培してみたい。
 種まきは秋口らしい。。。勉強しようと思う。

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 2011-12-12、「菜の花育生、断念。


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