「隣の人は初来日の外国人だ。『節分』を英語で説明せよ。制限時間60秒。(かなりのむちゃぶりである)
(□_×)...
q(@>@)
(^_^);
どうにか説明できた。でも、本時の目標は、これではない。それは、教科書的でない英語の表現に触れさせることだ。
「さて、『鬼は外、福は内』は、英語でなんて言うんだろうね。
もちろん節分の豆まきは日本の習慣。英語(文化圏)にないものだ。そのことは僕も生徒もわかっている。でも、それをあえて英語でだ。
(▲^^□)
(#o o)
(*l *!!)
30秒ほどして、まず機械翻訳で出力されたもののまとめを配る。
Google翻訳
Demon is outside, Fuku is inside.
DeepL翻訳
Don't let the devil out, don't let the good luck in.
Excite翻訳
A demon, outside and blessings are inside.
Weblio翻訳
Out with the demons. In with good fortune.
どれがいいか考えさせた。情報が正しく英語になっているか、伝わるかにフォーカスを当てて考えさせた。
何となくだが、四番目が一番良さそうだという意見が多く、ダメそうなのは、何がダメか考えさせた。
「センセ、どれにしても ”言えない” です。
「言えない?
「日本語と同じように短くは。。。
「そうだねえ。
「あと、動詞がない。
普通の英文ではできなさそうだと言うことに、気がつけた。
+++++ +++++
ひととおり意見が出た後に、英会話スクールのウェブサイト(Blog)からの例文を紹介した。
DMM英会話のウェブサイト記事から
Fortune in! Evils out!
イーオンこども英会話のブログ記事から
Devils out, happiness in!
こちらも動詞はないが、かけ声としてはわかりやすい。この二つは、まさに『鬼は外、福は内』と同じリズムで言える。何かの気づきにつながると。。。思いたい。
その後で通常の授業。いろいろ工夫が必要だ。