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ガミラス本星とイスカンダル星が消滅して2年後の西暦2207年。太陽系に巨大物体・グランドリバースが出現し、地球の新首都へ降下する。兵士や多脚戦車によって都市が制圧されていく中、かつての宇宙戦艦ヤマトのクルーが極秘指令を受け、未踏の時空へと航海に乗り出す。 |
「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-」から2年以上。新作である。どのようにものがたりをつなぐのか。まずその点が、注目のポイント。
地球内に裏切り者がいる?
新設定(?)だろうか...
全七章なので、第一章はこれまでのおさらいになる。これはある程度覚悟をしていたが、イントロ部分としては、やや長い+地球側の不統一(裏切りetc.)をもう少し描いてほしいかなと、終映後感じた。
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古代進と森雪はまだ入籍していません。きっちりとした形にはなっていません。
なんだか二人とも可哀想な感じ。
以下雑感です。
グランドリバース、その名の意味することは
英語の先生なので、カタカナ語を見ると、元は?と考えるクセがついている。カタカナで「グランド」というと、
①学校などの「校庭」のグランド(ground)
②「大きい、大いなる」のグランド(grand)
かな、と考える。
一方、「リバース」は、「宇宙戦艦ヤマト2199」に連なるものがたりでは、「コスモリバースシステム」にも用いられた言葉である。
①「逆転」のリバース(revese)
②「新生、生まれ変わり」のリバース(rebirth)
オフィシャルの設定かやや自信がないが、英訳はCosmo Reverse Systemである。逆転(元に戻す)の意味だろう。では、グランドリバースは?
誰かにとってあるべき状態を大きくひっくり返すこと?
地球人、ガミラス人の世界を根底から別の状態にするのだろうか。
3199の基準はいつだろう
どう考えても2199年の1000年後である。地球滅亡まで残り1年と追い込まれたガミラス帝国との戦争が起きた年である。古代や雪の生きた時から1000年後。それは時間が連続した宇宙なのか、それとも2199年以降の時から分かれた宇宙(別次元 or 平行宇宙)の1000年後なのか。
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メカやキャラクターのことで書きたいことはいっぱいあるが、やめておく。ものがたりは総監督の福井晴敏によれば『第一章に関しては「ヤマトよ永遠に」をなぞった部分の方が多いのですが、原作通りなのは今回だけ。第二章からは大暴走を始めます。』とのこと。
第二章は11月22日公開、楽しみにしておこう。
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今年は「宇宙戦艦ヤマト」第1作TV放送(1974年10月6日)から50年、アニバーサリーイヤーだ。僕の期待は大きい。