12日第4試合、福井県代表の北陸高校ユニフォームが、プロ野球・旧阪急ブレーブスと同じ?
胸には筆記体でHokuriku
右袖には校章(?)
左袖にはFUKUI
帽子には大文字でH
基本デザイン、色使いは完全に踏襲している。
・・・懐かしい感じがする。
12日第4試合、福井県代表の北陸高校ユニフォームが、プロ野球・旧阪急ブレーブスと同じ?
胸には筆記体でHokuriku
右袖には校章(?)
左袖にはFUKUI
帽子には大文字でH
基本デザイン、色使いは完全に踏襲している。
・・・懐かしい感じがする。
以前から北海道の旭川スタルヒン球場の存在は知っていた。高校野球北北海道大会予選等で使用されている。現在は正式名称ではなく愛称のようだが、立派な顕彰方法だと思う。
甲子園出場校の情報収集をしていて、二つ類例を見つけた。
広島県呉市:鶴岡一人記念球場
スポニチアネックス(過去記事)
『呉市は(’19年4月)26日、同市に本社を置く大之木建設株式会社と呉二河球場のネーミングライツ契約を交わし、5月1日から’24年3月31日までの約5年間、球場の愛称が「鶴岡一人記念球場」となることが決まった。』
今年3月末で契約が満了しているが、同球場を管理する呉市体育振興財団サイトを見る限り、愛称はそのままである。
・・・契約を更新したのかな。
大之木建設株式会社と鶴岡一人氏はご縁があるようだが、ネーミングライツで自社名を出さず、人物名を選び顕彰するというのは、非常にめずらしい。鶴岡さんは一軍監督として通算1773勝、プロ野球史上最多勝監督だ。
10年以上前になるが、神奈川県鎌倉市が「由比ヶ浜・材木座・腰越」3海水浴場の環境維持整備等のためネーミングライツ*を設定した。地元の豊島屋(「鳩サブレー」の販売元)は、『変な名前になってほしくないという複雑な気持ちもあり、鎌倉で生まれ育った会社として地元に恩返しをという思いで手を上げた。』と権利と買い取り、自らの企業名を入れず、名称を維持したことを思いだした。
大之木建設も豊島屋も立派なパトロネージュである。
山口県周南市:津田恒実メモリアルスタジアム
1971年6月、旧徳山市の周南緑地運動公園敷地内に「徳山市野球場」として完成。
'03年4月、徳山市、新南陽市、熊毛町、鹿野町の2市2町が新設合併し周南市が発足した。新南陽市出身の津田投手を顕彰するため、公募をへて決定の正式名称(愛称)である。ネーミングライツではない。
1986年9月24日の対ジャイアンツ戦、原辰徳選手との対戦。津田投手の速球をファウルした原選手は左有鈎骨を骨折。「事実上、バッター原辰徳は、この骨折の時に終わりました」と、後に原選手自身が発言するほどのケガ。
津田さんは32歳で病死。とにかくものすごい投手だった。なお、津田さんの母校・山口県立南陽工業高等学校は、この夏の甲子園に出場。
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*年間1200万円10年契約は’22年で終了した。鎌倉市はその後、ネーミングライツを設定せず、公費で海水浴場の環境維持整備等をしている。
スタルヒン氏、鶴岡一人氏、津田恒実氏の来歴は、Wikipedia日本版へのリンクを作成した。(文中一部敬称略)