竹内まりやさんの楽曲(1987年)ではない。実際の鉄道の駅のお話しである。
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鉄道駅(英:station)は、鉄道を構成する施設の一つ。列車を止め旅客の乗降や貨物の積み降ろしをするための場所。(列車ヲ停止シ旅客又ハ荷物をヲ取扱ウ為設ケラレタル場所」国有鉄道建設規定,1921年)
調べてみると明治10年頃まで、stationの訳語が定着せず様々な標記、呼び方が存在したようだ。僕は「ステン所」というのを何かで見て、「うまいことを...」と感心した記憶がある。
創業当初は停車場が正式な訳語。でも、利用者は街道の宿場(宿駅、駅家)を意味する「駅」を用いた。もともと「駅」は道路のもの。それを利用者が鉄道にも準用したことが、現在まで続いていることになる。呼び名を民衆が決めた例である。
近年道路付属施設としての存在以上になりつつある「道の駅」だが、名前を奪われた側が、やり返して(?)いることになる。