「スタートレック」の第1シリーズで、エンタープライズ号の機関長を演じた俳優、故ジェームズ・ドゥーアン氏ら約200人の遺灰を積んだロケットが4月28日、「宇宙葬」のためニューメキシコ州の発射場から打ち上げられた。
29日に日本でもいくつかのニュースに取り上げられていた。
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スタートレックで取り上げられた小道具は、ここ40年で随分実用化されている。
・コミュニケーター(二つ折り携帯電話)
・バイオベッド(横になるだけで体の様子がわかる診断器具:CTやMRI)
・ハイポスプレー(高圧噴霧で注射を行う、針なし注射器)等々
でも、まだどうにもならないのが、転送装置(人間を物質を分解して転送ビームに乗せて運び、目的地で再構築する機械)である。機関長(スコッティー)は転送装置のオペレーターもしていた。
Kirk:Scotty, Beam me up.
Scotty:Aye.
見慣れたシーン。懐かしい。
先にあちらに行ってしまった、DeForest Kellyと楽しくすごしてほしいものだ。
…合掌。