２０２４年 今年の単語 その１

11月中に確認できたものを三つとりあげる。

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　Brat（イギリスの辞書、Collinsの選定）
　‘Brat’, newly defined in 2024 as ‘characterized by a confident, independent, and hedonistic attitude’, has been named Collins' Word of the Year 2024.
　 Inspired by the Charli XCX album, ‘brat’ has become one of the most talked about words of 2024.
　自信に満ちていて、独立心があり、快楽主義的な態度」という意味で新たに定義された「brat」が、CollinsのWord of the Year 2024になった。
　Charli XCXのアルバムにインスパイアされたとのこと。

【感想】
　自分はまったく聞いたことがない。調べると、『「brat」という言葉は、もともとは「甘やかされた子ども」や「生意気な子ども」のような、やや否定的な意味合いを持つ。特に、親に甘やかされてわがままな態度をとる子どもに対して使われることが多い。』そうだ。

　manifest（イギリスの辞書、Cambridge Dictionary）
　ただし、動詞として
　to use methods such as visualization and affirmation to help you imagine achieving something you want, in the belief that doing so will make it more likely to happen.
　「見える化」や「肯定的な自己暗示（アファメーション）」等の手法を用いて、自分が望むことの達成を想像し、そうすることで実現可能性が高まると信じること。

【感想】
　「自分の望むこと（成果）に意識を集中、それを現実化させようとする。そうすれば目標がかなう。そう信じること。」でいいかな。最後の部分が大事だろう。
　単語としては古いもの。”Why would a fairly formal 600-year-old word that means ‘to show something clearly’ suddenly become so popular?”と記事にも出ていた。選挙時のマニフェスト、めずらしくもない。

　Colesworth（Australia National Dictionary Centreの選出）
　The Australian National Dictionary Centre has named 'Colesworth' the Word of the Year for 2024.
　The term is used to refer to the perceived duopoly of Australia's largest supermarket retailers, Coles and Woolworths.
　「Colesworth」は、オーストラリアの流通業界における2社の独占的な状況を表している。

【感想】
　ColesとWoolworthsは流通業界の二大巨頭。高めの商品価格調整（？）に対する、やや軽蔑したいい方。

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　※Bratとmanifestは新語ではなく、新用例である。

　Oxford University Press、Merriam Webster Onlineの今年の単語は、次回まとめる。