環境問題でよく聞く、IPCC。英語の教科書でも環境問題のレッスンで取り上げられている。
IPCCは、Intergovernmental Panel on Climate Changeの頭文字で、一般的には、気候変動に関する政府間パネル、という日本語が当てられている。ここまではわりと知っている、かな?
パネルは”政府間機構”のこと。政府間とあるが、参加者で政府関係者は少数であり、公募により選ばれる各国代表数名による科学者が主体となっている。
国際連合の気候変動枠組条約とは直接関係のない組織。本来は、世界気象機関(WMO)の一機関。
↓
条約の交渉に同組織がまとめた報告書が活用されたこと、また、条約の実施にあたり科学的調査を行う専門機関の設立が遅れたことから、IPCCが当面の作業を代行することとなり現在に至る。
IPCC自体が、各国への政策提言等は行うことはない。国際的な地球温暖化問題への対応策を科学的に裏付ける組織として、間接的に大きな影響力を持つ。
…等とWikipediaに書いてあった。
勉強になった。