<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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最近、企業における社員のモラル厳守への圧力は大変厳しい。
例えば、飲酒運転をすると殆どの会社では解雇される。
子供三人が死亡した飲酒運転の車による事故以来、「酒気帯び」でも白眼視され、
「こんな社員、あなたならどうする?」
ということで、どんな重要な役回りの人でもクビを言い渡される。
また、痴漢も同様。
「酒に酔って、ついついやってしまいました」
なんてこと通用しない。

それが世の中。

ところが相撲業界は違うらしい。
横綱が一般の人を張り倒してケガをさせてもお構いなし。
示談したから良いんだとさ。
という世界だ。

考えてみれば「日本の国技」なんてもてはやされているものの、悪い言葉で言えば「男芸者」の角界のこと。
高度なモラルを求める方がおかしいのかも知れない。
暴力結構、八百長結構。
師匠や兄弟子が弟子をリンチ死させても、一年たったら忘れるような世界。
なんとなくかつての連合赤軍のやってたことに似てなくもない。
こんなことで、ほんとに良いのか。
不思議な世界だ。

で、こんな気持に相撲ファンの国民は次第になってきていていることに相撲協会はどう考えているのか。
朝青龍の処理に注目しているところだ。

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