このGWの間に時間ができたのでフィルムスキャナで35mmポジフィルムをデジタル化する作業をしようと思ってソフトウェアを立ち上げた。実に数年ぶりに起動させるソフトなのでちゃんと動くか心配だった。
で、結果的にソフトは立ち上がらない、スキャナは認識しないで何も出来なかったのだ。
メーカー名はサンワサプライ。
機種は400-SCN006。
メーカーのWEBサイトを見たらすでに販売終了品で、最新のサポートはしていないようだ。
なんでもMac0Sは10.6までしか対応していないという。
今使っているiMacのOSはMacOS 10.14。
ずいぶんと古いバージョンまでしか対応していなかったようだが、私がこのスキャナを購入したのは5年ほど前。
その時すでにMac OSは10.9ぐらいまで進んでいたはずで、最新OSに対応していない旨、そのときに書いていたのかどうか記憶にないが随分と不親切なものを買ってしまったものだと後悔した。
製品単価が1万円以下の安いスキャナだったのですぐに使用を諦めてもいいのだが、そこは自腹を切って購入した製品。
たとえ1円でも出していたらちゃんと使いたいのが人情だ。
そこでWEBサイトを見てみるとWindowsなら10でも動くようなことが書いてある。
早速CADを使うときだけ使うWindows10マシンを立ち上げ接続。
ソフトをインストールして起動させた。
ソフトは起動するがスキャナは認識しない。
なんでやねん。
一旦電源を切って、スキャナをつないだまま起動したり、Windows10のコントロールパネルからデバイスを一旦削除してソフトを入れ直したりしてみたがスキャナのランプは付くが認識しない。
システムチェックをしたらPCはスキャナを認識しており、ソフトが認識しない状態になっていた。
なんじゃい、これ。
という感じだ。
結局半日ほどあれこれやってみたものの使い物にならず。
以前はスキャンできたが、もはや使えない代物だ。
サンワサプライの無責任なのはWindows10でも使えるように書いているがトラブルに対するQ&Aはいっさいないこと。
どういう考え方をしているのかはなはだ頭にくる。
新品を買おうかと検索しても出てくる安価なものはサンワサプライばかり。
この製品で駄目だから他のを買っても無事に動く補償もないだろう。
デジカメを始める以前のスライド写真。
かなりの量があってデジタルにしておきたいのだが、大枚はたいて富士フィルムのラボに頼むか。
大いに悩んでいるところだ。