<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
宇宙エンタメ前哨基地



表現の不自由展が条件付きで再開された。
不自由だからこそ制限を加えて開示するというのは、悪いシャレ以外の何物でもないような気がするのだがどうなんだろう。

最も議論を呼んでいるのは昭和天皇の肖像焼き払い踏みつけ画像と韓国の売春婦像。

そもそも昭和天皇の肖像画を踏みつけるのは自分たちの父や祖父の写真を踏みつけるのと同じではないのか。
そんなことして喜ぶ家族はどこにいるのか、主催者に訊いてみたい。
また「慰安婦」という像があるがあれは売春婦だ。
韓国は今も新宿や六本木、ミナミや京橋あたりのフーゾク街におけるフーゾク労働者の最大人材供給国という見方もあり、あれはあれで彼の国の伝統産業である。
それを「慰安婦」と持ち上げている感覚がすでにおかしいのがわからないのは、これまたいかがなものか。

今回とは趣旨は違うが海外の有名美術館の名前を被して「愛知〇〇〇〇美術館」なんてのを作る土地柄なので、仕方がないのかも。


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日本がサモアに勝利!
4つのトライ。
ボーナス特典も獲得!
愛知県トヨタスタジアムが熱く燃える興奮に包まれている。

場所は変わって横浜球場。
この間、我がタイガースがDeNAとの6点差をひっくり返しCS初戦を勝利で飾った。
このこと球場にいないタイガースファンはテレビでラグビーを見ていて知る由もない。




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関西電力がすごいことを実証した。

「小判の入った菓子折り」

というのが時代劇だけの世界ではなく存在することを実証したのだ。
もしかするとイグノーベル・経済学賞ぐらい授賞させても良いのではないかと思えるような快挙だ。
いや不快挙だ。

原子力発電所の運営にからみ賄賂がやり取りされたのは大いに軽蔑するべき事件ではあるが、深刻な割に笑ってしまうのはどうしたものか。
裁判は是非とも関西電力本社の近くの西町奉行所跡(現マイドームおおさかのある場所)で実施していただきたいと思ったのは言うまでもない。


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私の中学1年生の担任の先生は体育担当で教師経験2〜3年目の若い男子教員だった。
日本体育大学を卒業して実家のある大阪で教員になり私の中学校で教えていたのだ。
先生は大学時代ラグビー部に所属していた。
ラグビー選手だったこともあり首が太く頭部の太さがそのまま肩まで繋がっているような容姿なので、我々生徒は先生のこと暗に「貝柱」などとあだ名を付けて呼んでいた。

この先生。
何がすごかったのかというと今も当時も珍しいラグビーを体育の授業に盛り込んだことだった。
ルールの説明。
パスの方法。
トライの決め方。
スクラムの組み方。
などなどなど。
当時は夕方の時間に「われら青春」という中村雅俊主演の青春ドラマがテレビで再放送されていたりして子供の我々にもラグビーができるのも面白いという気持ちが強かったと思う。
確かにソフトボールやサッカー、ハンドボールをするよりもかなり盛り上がった。

ぶつかる。
走る。
でも、間違ってボールを前に投げてしまう。
トライを決めたつもりがコケただけ。
などという、まあ子供だから仕方がない。

少々体操服をどろんこにしながらも結構盛り上がる授業なのであった。

ところがある日、突如ラグビーの授業は中止されてしまった。
「なんでやねん!」
と不満の声も虚しかった。

「怪我をした生徒が出てしまいました。職員会議での結論としてラグビーは危険なので別の競技に切り替えて授業を続けます」
との説明。
あとてPTAの定例会から帰ってきた母から聞いたところでは、

「〇〇先生、一生懸命やってくれてよかったんやけどね。」
先生は普段、母はもちろん友達の親にも評判が良かった。
「怪我した子の親が出てきて…」
ということなのであった。
怪我するような乱暴なスポーツをさせるな、というのがその親の趣旨なのだという。
今も昔も親がしゃしゃり出てくると何もやらないのが管理部門。
事なかれ主義で収めたがる。

高校になって体育の授業の時に、
「おまえんとこの中学校、体育の授業何しとった?」
と思い出したようなタイミングで聞かれることがまれにあった。
その時に、
「ラグビーやってたで」
というと大抵の中学校から来たやつは驚いていたものだ。

中学校でラグビー授業。
ワールドカップをきっかけに是非全国でやっていただきたいと思う私なのであった。


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