いつのまにかバラの庭 ３

ハマナスの株元から
ビュンビュン芽が出てくる
よく見たら接木してある台木の方から
出ているのだった
あんまり出てくるので挿し木にしたら
かわいい花が咲いた
台木になるくらいだから強いんだろうと
地植えにしたら案の定すごい勢いで





やっぱりビュンビュン伸びる茎
毛むくじゃらの花柄
ひらひら一重の優しい花

どうやら「ツクシイバラ」のようだ



枯れてしまったコニファーを支柱に
部屋からもよく見える一角の中心で
濃いピンクの京鹿の子を従えて
ハマナスよりもはるかに大きく
堂々と咲き誇っているのが
なんだかとても嬉しい
せっせと蜜を集めるクマンバチの姿に
秋のローズヒップを期待している

朝食を愉しむ

久しぶりのゆっくりの朝
畑から戻って朝ごはん

ヨーグルトにまだ何粒か畑に残ってた苺
そうそう、と庭のミントを飾る
そのちょっとしたことが
普段バタバタしてると
なかなか出来ないもので




外は霧も晴れてまぶしい陽射し
さぁ、いい気分で一日過ごそう！

いつのまにかバラの庭 ２

新しくやってきた
ピエール・ドゥ・ロンサール
忘れかけてた乙女心をくすぐるような
ピンクをのぞかせて
咲き始めた頃には
もうすでに虜

咲き進むと・・・





はぁ～、、、

ずーーーっと眺めていたい・・・

いつのまにかバラの庭

板塀のペニーレーン
ちょうど咲き始めた時に
急に夏のような暑さがやってきて
すぐに開ききってしまって残念

今年はいつにも増して
蕾の時にアブラムシがついて
きれいに咲けなかったり
毛虫にかじられた葉っぱが多い
今までは虫も病気も「自然のこと」と
やりすごしてきた
それも気にならないくらい
たくさん花が咲いてたし・・・
けど
他にもバラが増えてきたことだし
これはちょっと考えねば・・・

魅惑の芍薬

どちらかといえば
大きな花より小さな花の方が好きだけど・・・









芍薬は特別！

凛として

私よりも前からこの庭に居たアヤメ
年々花が少なくなってきたので
掘り起こして植え直したのは一昨年
去年は数輪しか咲かず心配してたけど
今年は無事、花が増えてきて一安心

そよそよ揺れる葉の間から
すっと立つ姿
ずっと変わらず
この庭を見守っていて欲しい

野放し苺とストロベリートーチ

植えっぱなしの苺は
引っこ抜かないだけで
雑草同然の扱いだけど
花が咲き
実が赤くなってくると
鳥除けの網をかけたり、糸を張ったり
ナメクジ除けの草を敷いたり、
陽が当たるようにひっくり返したり
俄然、欲が出る




小粒ながら
これが苺本来の味では！と
感動するくらい
甘酸っぱくておいしいのが
たまにあるからだ




ストロベリートーチは
元気良く真っ赤っか
これが全部苺だったら…

きっとありがたみが無くなってしまう


宝探しのような苺摘み
それが楽しみで
今年も食べた後は放っとこ～、と
決めている

癒しのビオラ

ビオラは園芸店では秋から売り出され
冬の庭を彩る数少ない花のひとつだけど
わが家では秋に種を蒔くので
春、暖かくなってから
ようやく次々と花が咲くようになる

寒い冬はめったに庭に出ないので
花はなくても
ま、いっか、と




今年のビオラは
アンティークな色合いがいい感じ

毎日、花がらを摘みながら、
いや、もう摘み終わってても
摘んでるふりして
じーっとぼーっとながめている

Forget-me-not

「幸せかい」って
尾崎豊のささやく声が
聞こえてくるような気がして
種を蒔いた忘れな草

小さな空色の花が
寄せ集まって咲く姿に
小さな幸せが
いくつもある日々の有難さを思う

春の夜、刺繍の時間

雑誌の好きな頁を
刺しゅうににして飾ろうと
毎日晩ごはんの後にちょっとずつ

眼鏡かけたりはずしたり
すぐ眠たくなってしまうなぁ・・・