これは夫が私用に借りてきてくれた
樋口可南子さんの本
「樋口可南子のものものがたり」
前に
「樋口可南子のきものまわり」という本も借りてきてくれましたが、
可南子さんの着物姿はほんと、きれいです
ショートカットであんなに着物の似合う女性、すてきだなぁ
どんな着物でもお似合いなのですが、中でも絣のきものにかごを持って、
ちょっと可愛らしい感じのするのが、私はすごく好き。
きもの、いいですねぇ。
綿の着物にかっぽうぎなんかで毎日暮らすの、実は憧れです。
いつも「リラックスウエア」でゴロゴロしているけれど、
心の片すみで、着物姿で背筋伸ばしてしゃんしゃん動く自分になりたい、
と、思ってはいるのです。
実家の父は昔、型染め友禅の職人でした。
母の和ダンスにずっと眠っている着物の何枚かは父が染めたものです。
残念ながら、姉も私も母よりずいぶん大きくなってしまい、
着ることができないのですが…
結婚して初めてのお正月、私がきもの着ようかな、と言っていたら、
夫は古い我が家の二階から、おじいさん?のきものを出してきました。
縞の風呂敷に大事につつまれて、全然いたんでなくてびっくりしたぐらいです。
渋い茶色のアンサンブル。
案の定、丈は短かったけど、
「ふたりできもの」で初詣にでかけました。
「きものの似合う街」
これはふたりの旅のテーマのひとつ。
自然と古いもの、日本的なもの、に結びついていくようです。