ときはいろ (tokiwairo)

昔家を新たに活かすべく、2023年秋、引越しました
あれこれ想う日々もまた新たに綴っていきます!

北風と太陽

2012年02月08日 | 古い家のあれこれ


冬の間、板戸を閉めたっきりで寄り付かなくなる部屋



夫が子供の頃むやみに入ったら
おばあさんにしかられたっていうお客さん用の座敷
今でもなんとなくお客さん用


めずらしくよく晴れた日の午後



ガラス越しの光がこんなに明るくてあったかいなんて!
いつもいる居間は北向で、天気が悪いと昼でも電気をつけてるのに・・・

冬になると
お日様の力ってほんますごいなぁ、ありがたいなぁとつくづく思う

で、思い出したイソップ物語「北風と太陽」
旅人の上着をを脱がせた太陽の勝ち、と覚えていたけど
もうひとつ、帽子をとる勝負をしてて
これは吹き飛ばした北風の勝ち、だったんだとか


そうそう、夏にはグリーンカーテンとか
みんな日よけがんばったもんね・・・


長所と短所は紙一重












立春過ぎて ~ 味噌づくり ~

2012年02月07日 | 家のごはん


母は毎年大寒の頃、寒の水でたくさんの味噌を仕込んでくれる
『寒の水は腐りにくくて、身体にもよいとされるからなぁ』

もうひとつ、数年前の味噌仕込みのとき母から聞いたこと
『寒の水は火から家を守ってくれるねんて
だから大寒の後の「子」の日に去年とっておいた水を家の周りにまいて
「丑」の日の朝いちばんにまたあたらしい水をとっておくねん』


ちゃんと書いておいたのにうっかり忘れてた


去年初めて私も少しだけ味噌をつくってみた
玄米こうじで二年熟成
ときどきのぞいているけどまだ食べていない

今年も少しだけ、また玄米こうじを使って、豆は黒豆にしてみた
母の黒豆味噌、甘くておいしいからなぁ・・・
これも二年熟成のつもり

二年も先に食べるものを作るって
なんかわくわくする



黒みそ玉?






立春過ぎて ~ 雛飾り ~

2012年02月05日 | ふと思う





自分が歳をとった分だけ人形や道具も古くなり傷みもあちこち・・・
なにより小さな箱をまとめて入れてあるダンボール箱がぼろぼろ
箱ぐらいかえよう、と思いつつなかなかかえられないのは
箱の上にマジックペンで「雛人形」って漢字で書こうとして
「雛」という字がわからずグジャグジャと上からペンで消して
「ヒナ人形」って大きく書いてあるのが
父の字なのか、母の字なのかわからないけど
毎年笑えるからかもしれない








節分

2012年02月03日 | ふと思う



巻き寿司と鰯


煎り豆と巻き寿司と鰯

やっぱり食べとかないとなんか落ち着かない
恵方巻き、「太巻き1本は食べられへんで~」と
ほそーいのを巻いて1本ずつ食べる
太巻きは食べやすく切って
「残ったら明日でもいいしなぁ」って・・・

結局全部食べてるやん!



大豆はストーブの上で煎る

鬼は外
福は外にも内にも












如月の重ね煮

2012年02月01日 | 家のごはん


今日から2月
「如月」とは、寒さに着物を更に重ねて着る「衣更着」とする説もあるらしい
私もあまりの寒さにババシャツをもう一枚重ね着
          

寒い日のわが家の定番メニュー



根菜をたくさん入れたシチュー
「重ね煮」で作る

「重ね煮」とは食材を陰陽順に重ねて鍋に入れ少ない水で煮る調理法
食材の陰陽とか、マクロビオティックとか
とても奥が深そうだが
私は簡単に「からだを冷やす陰、からだを温める陽」と覚えた
そしてどちらにもかたよらない「中庸」
「中庸」を維持することは健康を維持すること
ちなみに「中庸」の代表的食材が玄米なのだそうだ

まぁとにかく野菜を切っては鍋に入れ、切っては鍋に入れ・・・
どんどん重ねて塩少々と水を少し、あとはふたをして煮るだけ
だしもお肉も入れず、やさしーい味で玄米ごはんにも合う

豆乳をつかうのもよさそうやなぁーといつも言っているのだが
うっかり牛乳を飲み忘れてたときのメニューでもあるので・・・