能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

人口減少×デザイン 地域と日本の大問題を、データとデザイン思考で考える

2016年02月06日 | 本と雑誌

人口減少×デザイン 地域と日本の大問題を、データとデザイン思考で考える

筧祐介著  英治出版刊  1800円+税

 

著者の筧(かけい)さんは、ソーシャルデザインの世界では第一人者の一人。

日本の人口減少という課題に対し、国立社会保障人口問題研究所、厚生労働省、内閣府などのデータを駆使した解析、分析を同書の中で展開していきます。

 

日本の人口・・・2010年を100名と仮定すると、

2015年には、99名。

2030年には、91名。

2050年には、76名。

2100年には、39になる・・・とのことです。


このまま行くと、ニッポンも大変です。

 

江戸時代は鎖国で自給自足ニッポンの人口3000万人・・・そこから100年足らずで12000万人に増加します。

そして、また、100年かけて、また、もとに戻る傾向。

全国1800の市区町村の半分が、2040年頃には消滅可能性都市となると言われています。

 

◆目次

第1章 人口減少への16の疑問とキーデータ

第2章 人口減少のメカニズム

第3章 人口減少要因で見る地方自治体5タイプ

第4章 提言:人口現象問題ヘのアプローチ

第5章 人口現象問題解決の7ステップ

 

前半では、都道府県レベルの分析、結婚、出産、男女の出会い、不妊などの課題について言及。

一般的に言われている疑問について、データで解説していきます。

 

同書のメインは、第4章。

「提言:人口現象問題ヘのアプローチ」を具体的に展開していきます。

 

提言1 女性中心の小さな経済をつくる

提言2 縁を深めるローカルシステムを築く

提言3 会社員女性をハッピーに

提言4 ふるさと愛を最大化する

提言5 非地位財型幸福をまちづくりのKPIに

 

やはり中心となるのは女性・・・女性活躍推進、ダイバーシティに向けての活動を展開していくことが、人

口減少を回避する方法論であるようにも思います。

公開されたデータから、ここまでの提言が導き出せることに、感慨をおぼえた一冊でした。


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六本木で夜のバーベキュー・・・若い人たちに焼いてもらいマハラジャ気分を味わいました

2016年02月06日 | グルメ

昨夜は、職場の飲み会。

六本木、正確には西麻布にある飲み屋さん。

メインディッシュは、バーベキュー。

若い人たちの企画で、なかなか新鮮です。

焼くのは、若手の男子。

長い間、生きてきましたが、

に、

スーツを着て、

BBQを焼くシーンというのは、初めて見ました(笑)。

マハラジャの気分にさせてくれて、ありがとう!

女子に囲まれ、ご満悦・・・。

「寒いときは、やっぱ、熱燗におでんだよね~」といったオジサン的な話はしないようにして、

とにかく話を聞くようにしました(笑)。

すると、出てくる、出てくる・・・日々の仕事の悩みや不満・・・。

ホンネトーク。

ナントカするからね。

Manage to!

昭和の時代は、飲み会もマネジメントの機会として機能していました。

今や、強く飲みに誘うと、パワハラ、セクハラとなるご時世。

住みにくい世の中になってきました。

たまには、飲んで騒いでホンネトークというのも、いいかもしれません。

人間らしくやりたいなあ~人間なんだからなあ。


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