能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

冬の京都 人も少なく、ちょっと寒いですが、寺社仏閣を堪能するには最適な季節!冬の京都は京都通の季節

2016年02月01日 | 日記・エッセイ・コラム
 
京都検定3級に合格しました そうだ、冬の京都、行こう!
昨年末の12月14日に東京会場(明治大学駿河台キャンパス)で受験した京都検定に何とか合格しました。年々、低下する記憶力、読書力の衰えに抵抗しての合格・・・。(最近、思うのが...
 

若き日・・・20歳代の頃は、京都なんて関係ないよ・・・と思っていました。

神社やお寺・・・爺さん臭いし、末法臭い・・・。

やっぱ、TOKYOだよね・・・と思っていました。

が、齢を重ねると・・・KYOTO、面白いじゃん!と思う自分がいます(笑)。

「桓武が泣くよ(794)」・・・約1200年以上にわたって、ニッポンの「都」だった京都。

その年輪の深みは、ニッポン人のDNAを、激しく刺激します。

今では、いっぱしの京都通のふりをして、京都で遊ぶ自分がいたりします・・・。

歴史の重層・・・その重みが、何とも素敵な京都です。

春の桜や、夏の祭り・・・でも、京都の最も素敵な季節は、・・・だと思うようになった昨今です。


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世田谷美術館 フリオ・ゴンザレス展に行ってきました・・・ピカソに鉄彫刻を教えた男

2016年02月01日 | 美術館・アート

世田谷美術館の「フリオ・ゴンザレス展」に行ってきました。

今日が最終日。

でも、訪れる人は、まばら。

ちょっと外した「フリオ・ゴンザレス展」でした・・・笑。

フリオ・ゴンザレスは、パブロ・ピカソなどとともにキュービズムの世相を過ごしたスペインの彫刻家。

スペイン内戦や第一次世界大戦などの時代の一大契機の中を生き抜いた芸術家です。

フリオさんは、順風満帆なアーティスティックな生活とは、ほど遠く、芸術へのひた向きな情熱で後世に名を遺した芸術家。

最初は、画家を目指すものの、家庭の経済状況で挫折。

金の細工をする金工として生計を立てつつ、芸術家を目指す・・・。

自動車会社ルノーの下請け会社に入り、溶接を学ぶ・・・。

そして、鉄の芸術の世界に入る・・・。

フリオさんは、時代の荒波をサーフィンする天才でした。

個人的には、鉄のカタマリ以外には見えませんでした・・・残念。

広島の原爆ドームと同じように、戦争遺産としての価値はあるのだと思います。

スペイン内戦、第一次世界大戦などの戦争のメモリアムとしてのフリオさんの作品・・・。

(1943年の第二次世界大戦中に、フリオさんは亡くなります・・・)

スペインでは、記憶として、芸術として、大切にしている存在なのでしょう。

今回の世田谷美術館の企画展示は、たぶん赤字。

次回の企画展で挽回できるよう願っています。


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