その直感が人生を鮮烈にする・・・
ミニクーパーのキャッチcopy。
なかなか素敵なコピーです。




先週末の日曜日・・・二子玉川のライズでミニクーパーのイベントがありました。
最新のモデルの展示会・・・。

ニコタマは、今、TOKYOの最新トレンドをキャッチできる場所。
東京カルチャーの純粋なる部分だけが具現化したスポットです。
人工的な都市ニコタマは、ライズ、高島屋を中心に、毎週、最新のトレンドに出会うことが出来ます。
そこには、広告代理店、プロダクション、イベント会社が知恵を駆使した最新のプロモーションを展開します。
特設のカフェやキッズコーナー、アンケートにクイズなど・・・でも、あんまり進化しませんねえ(笑)。
ミニクーパーのイベント・・・。

個人的に、注目したクルマが、ミニクーパー・クロスオーバー。
ちょっと、ヤンチャなデザインで、展示車の中では最高価格。
ストーンズを想起させるデザインに、ちょっと食指を動かされました。


ミニと言えば、ユニオンジャック・・・。
今は、BMWのグループなのかな?


でも、運転席には、子どもさん・・・。
それをスマホで撮影する親御さん・・・。
ちょっと、興覚めです・・・。

今回のミニクーパーのプロモーションは、ちょっと不発・・・。
ターゲットを完全に間違えています。
ミニは、国産車と変わらぬ価格・・・。
いいクルマだし、お洒落なクルマだと思います。
ただ、日曜日のこの会場は、家族連れでいっぱい・・・。
運転席には、子どもさんが座り、それをスマホで撮影するお母さんやお父さん・・・。
代理店やイベント会社の努力が、ほとんどむくわれない結果になったと思います。
販売には、ほとんどつながっていない・・・。

はっきり言って、ミニクーパーにキッズコーナーは不要。
ミニには、ちょっと興味があったのですが、わが物顔にミニで遊ぶ子供さんたちで、興味は一瞬に消え去りました。
ブランディングの大失敗だと思います。
代理店は、キャッシュレジスターの鳴るプロモーションをしなければなりません。
ターゲットは、彼氏同伴の30歳前後の山の手に住む子供なしの女性と、50歳代~60歳代の昔ミニに憧れた男性・・・。
奥様が運転するにはちょうどいいサイズのミニ、それなりにオヤジさんが運転しても絵になるクルマ・・・ミニクーパー。
大人がターゲットであるべきです。
そして、
大人の大人・・・シニア男性に、いかにクルマを買わせるか?
そこに、スコープすべきです。
小職が宣伝部長であれば、代理店、イベント会社を読んで、お説教です。

家族層を狙った今回のイベントは、失敗だと思います。
ねらいだった顧客リストも、ほとんど得られなかったのではないかと思います。
数百万円の販促費が・・・。
ファミリーカーであれば、家族向け、子連れ向けの戦術もありですが、今回は、ホント外しました。
ちょっと残念。

いいクルマなのになあ。
ミニクーパーを、大人の玩具というコンセプトで引っ張っていけば、もっと新しいマーケットが開けてくるように思います。
