師走の半ば夜、再会飲みで御曹司クンは泣いた。
恵まれているようで我慢だらけ、そんな事情は知ってる、
だから泣きたいだけ泣かせて、それから訊いてみた。
「で、いちばん最近の我慢した原因は?笑」
「俺が我慢してるとかさー言ってくれんのホント…おまえくらいだ、」
「花サンも気づいてると思うよ、おまえの我慢もさ?」
なんて対話@ダイニングバーにて御曹司クンは言った、
「…どうかなー気づいてても聞いてくれないんなら無視と同じじゃね?」
あれ、コイツにしてはやたらシニカルだな?
って思わせる顔で、そんな顔&台詞に言ってやった、
「気づいても聞かないのはオマエも同じだろ?笑」
「…どーゆー意味だよそれ?」
また拗ねたカンジに訊いてくる、
まだ涙目な質問者に訊き返してみた、
「花サンの手首の傷、気づいてるクセにオマエは訊いてやらないだろ?そういう態度のオマエだから訊けないんじゃない?」
古い傷、そして三年以内の傷。
そんな彼女の手首に無責任と言えない男は言った、
「結局は俺が悪いってことかよ?」
「どっちもだろ、おまえらはさ?笑」
答えながらつい笑いたくなる、だって呆れた似た者同士だ?
だからこそ気掛かりで言ってやった、
「花サンはどっちも悪いって気づいているよ、だから悩んでるんだろが?コノママ付き合ってイイのかってさ、」
解ってる、でも離れがたい。
そんな彼女の本音に御曹司クンは言った、
「悩んでるクセに結婚とか言い出すのおかしくね?」
そこ気づいちゃったんだ?
この通りな正論と矛盾に笑った、
「上から目線ぽい?笑」
「マジそれだよ、そーゆーの俺キライ、」
本当にキライなんだろな?
って貌でビールすすってる、そんな顔も仕方ないなって思う。
理由なんであれ上から目線は愉しくない、そういうの特に敏感な男は言った、
「バイセクシャルな俺を憐れんで結婚するってカンジじゃん、そーゆー目で見られんのマジキライ、」
マジキライ、も仕方ないだろな。
なんてカンジに珍しく花サン<御曹司クンな気分だった、
でもソレ言ったら調子に乗るんだろう?
そう思うと安易な賛同はリスクが高い、で、訊いてみた、
「おまえは何のために花サンとつきあってんの?」
ワリと根元的質問、そして御曹司クンは考え込んだ。
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「結局は俺が悪いってことかよ?」
「どっちもだろ、おまえらはさ?笑」
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「悩んでるクセに結婚とか言い出すのおかしくね?」
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「マジそれだよ、そーゆーの俺キライ、」
本当にキライなんだろな?
って貌でビールすすってる、そんな顔も仕方ないなって思う。
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マジキライ、も仕方ないだろな。
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でもソレ言ったら調子に乗るんだろう?
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