ちょっと母校の集まりあった今日、ソンナコンナで帰りは遅くなり、笑
年次あれこれ先輩も後輩も集まったわけだけど、
初対面の先輩に元・山ヤさんがいて、
「あ、山やってるんだ?」
ってカンジに話が盛り上がり、っていうキッカケは携帯電話でした。
「猫いるんだ!写真ある?」
って話になり、で、自分が出した携帯電話=ガラホだったので、
「若いのにめずらしーねーガラホ持ってるって?」
と驚かれ、笑
かくいう先輩はスマホだったわけで、
あーそりゃ不思議がられるだろうなと思いながら、
登山パンツの太腿んとこのポケットに入れるのにガラホじゃないと邪魔で、笑
って言ったら先輩、眼ちょっと大きくして、
「あ、山やってるんだ!実は高校からやったんだよー!」
と、ぱっと笑顔になってくれて、
そんなこんなで山の話になって、
「日本アルプスは何度も登ったよー、」
っていうアルプス山系大好きな方で、
高校の山岳部からちゃんとスタートされた正統派、でも、
大学のワンゲル部も入ったけど一度で辞めたんだよソノ理由はねーなんて本音話もしてくれて、
「最近どこ登ったの?」
なんて訊かれたので正直に、
日帰りショートコースばっかりですよ笑~と申告し、
今年ドコ登った話して、で、先週末の北奥千丈岳の話をしたら、
「あーもう雪だよねえ、あのへん凍るよねー、」
と先輩もうなずかれ、
懐かしいなーと喜ばれていたんだけど、
アイスバーン化した登山道×アイゼンも冬装備もない登山者=立ち往生
っていうのを見かけて引き返せって言ったんですよねー、
ってことを話したら、
「あーーいるよねそういうひと、」
困った顔になり、
コンナトコが怖い×コンナとこが愉しすぎるよね冬山
って話になり、
どこの山で何が良かったとか、
どういうとき何が困った・楽しかった、
なんて話に笑って、そうして先輩が微笑んで、
「いいなあ山、もう齢とっちゃったから今は登ってないんだよね。気をつけて愉しんでよ?」
そう言って笑った眼ざしが、今日の印象になった。
その先輩は練習コースも某百名山のマイナールート、
アルプス山系を目を瞑っても歩けるくらい熟知していて、カナリ登りこんでいる、
だけど今はもう「齢だから」と控えているのは、ソレダケ山を知っているからなんだろう。
山は、どんな低い山でも山は山、危険があたりまえにある。
そんな山リアルを熟知しているからこそ山を辞めた先輩は、山ヤの貌だった。
穏やかで上品、気さくで知的、卒論テーマを照れながらも話してくれる。
山の話ができるって解かったとたん瞳きらきらさせて、高校時代からの山話いろいろ笑って話して、
あーこんな面白い先輩がいたんだなあ、
ってなんだか嬉しかった、笑
期はずっと上の大先輩、専攻も違う、
それでもキャンパスのこと、学食、講義に卒論、学生御用達のゴハン屋、山の話までアレコレ一緒に笑って、
年齢も在学時期もまったく重ならない、だからキャンパスの建物だって違う点いくつもあって、でも共通話題は尽きなかった。
そういう共通点は、山やっていない他の先輩たちにもあって。
そういう共通点に・あーこれが同窓生ってやつなんだなーと思った。
そんなカンジに先輩たちとの時間はオモシロかったから、
行く前はホンネチョットメンドクサイなあ思ってたけど、
行ってみたら時間あっというまに過ぎた・予想外にも、笑
予想外、
そんなことあるから「ホンネチョットメンドクサイ」こともやってみると面白い、
で、やっぱりアルプス山系大好きな先輩の眼は、たぶん忘れられないだろなーと。
“懐かしいなあ、”
そんな眼ざしに、登れる今に感謝した。
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冷静沈着とは言われるし・孤高と言われたこともあるけれど、それと交友関係はワリとイコールではないかもしれません。
あったかいコメント嬉しかったです、ありがとうございます。
私が想像していた智さんとは違う。それでも
こうあって欲しいという理想の智さん。
最初の頃、沈着冷静孤高の人と想像していたから。
でももわもわ猫ちゃんと仲良し、お友だちもいるし山にも登ると分かって、随分親近感、シツレイ
持ってきてはいました。
大学の先輩と大好きな山の話をしている嬉しそうな様子を想像して、本当に目を細めて愛しげに孫をみているお婆さんになってしまっていました。
笑わないでくださいね。
文学もいいけど、時にはこういう話もいいです。