よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

高知銀行向け新聞ばっぐ3回目発送完了!

2015年04月18日 | 復興プロジェクト


あったかかったー!


午前、用足しがてら涌谷。



どこもかしこもちょうど桜が満開!、、、をちょっと過ぎたところで見頃。

涌谷はいっぱい桜ロードがあって、走っていて気持ちがいい。

10年もしたら桜の街になりそう。

午前中だったけど、

何年かぶりに天平の湯に浸かったら、もう最高。

何にもしたくなくなってしまった。。。。




そうもいかずに夕方は海山仕事。

震災で高知とつながって始まった新聞ばっぐ。

「応援しよう!」

と、三年連続で、毎年2000枚を越す発注を頂き、

東北初のオリジナル「もじゃぐりばっぐ」をノベルティとして使っていただいてる高知銀行へ向けて発送のクライマックス。






今年は仕事が忙しくってなかなか手伝えず、代表曽木さん、現場トップの黒田さん中心に奮闘!



おらは「うわぁ~~!終わったっちゃ!!」

という気分だけ味わえる、ラストのおいしいタイミングで参加。


無事に終わりました。


仕事、は色々なカタチがある。

海山として震災から4年、10万枚に届くほどの新聞ばっぐを作って販売してきました。

んでも、これほどアナログなつながりで続いてきた形もなかなかないなーと感じています。

作る人、売る人、だけではなくって、新聞(材料)を確保、運ぶ人、教える人、窓口になる人、間をつなぐのはそれぞれの”合間”で顔を合わせて検品したり、「商品」としての評価を共有していく。。

はじめに仕事ありき、でポジションに人を配するんじゃなくて、人がありきで仕事を作っていく。

これはまさしく自分が、今の海山から”学ばせてもらっているカタチ”でもある。





今日はあら伊達な道の駅に入ってる、姉妹都市当別町を代表するチョコブランド「ロイズ」のリニューアルオープン。

チョコも買ったけれど、肌荒れしてきたので「ROYCE' BODY MILK」を買ってみた(笑)





4年。

2015年03月11日 | 復興プロジェクト



雪。

あの日も雪が降った。寒い夜だった。

亡くなったたくさんの方々のご冥福をお祈りします。



当時のブログ

4年はあっという間だった気がする。

長者原SAレストランで商談中、映画のように窓が割れ電球が落ち、しょうゆが頭に溢れてきた。

外に出ると地面がこれまだハリウッドの映画のような割れ方で、車で待つカミさんはその割れにのみ込まれるんじゃないかと必死の形相で固まっていた。

数日ラジオで過ごし、電気が通って点けたテレビで目にした被災映像は強烈だった。

みんなで物資をもって沿岸部に行き目の前の光景に受けたショックは何とも言葉に尽くせない。



無力感。

それを感じつつ過ごし、でもそこまでリセットされたものがあったから、今があるという気がしている。

当時Gaia清水社長としょっちゅう話し、考えつづけてた。

そっから、

地方、を大事にする四万十地域の方々ととつながり、

豊かさってなんだ?

と問い続けてきた倉本聰さんにまで行き着いた4年という時間。

自分の思う通りに、出会うべくしてご縁は拡がってきた。


ここからが地方の本番、田舎の出番。現場。




この間、三浦君が来た時、

「”復興”ってコトバを一歩前に出て訴えられるほどに嘘くさく感じるね」
という話をした。
そこに「お金ありき」は必要ないと思うなー。





あの日以来感じているその状況が、残念ながら今もいっぱい残ってる気がする。


昨日も書いたけれど、どんな地位や立場にあるひとだって全部はできない。

担える役割も限られてるし、やれることなんてたかが知れている。


だからこそ、

こうあるべきだ!というタテマエではなくって、


こうしたい!という声に集える、寄り添えるものを、それぞれが見つけること、

それが「これから」を作るんじゃないかなーと思います。


だから、忘れずに明日からまた1年、出来ることを続けます。


名取市閖上
学生たちが切りに来た竹筒が、
メモリアルな4年のシルシに 「3 1 1」



。(写真:NPO法人コミュニティ 小地沢くん)





新聞BAG・ミニワークショップ開催。

2014年08月10日 | 復興プロジェクト


一日中、雨と風。

ご縁のある高知・四万十地域は昨年の猛暑に続き、今年は大雨と台風で大変!

自然災害には勝てませぬ、が、大事のないことを祈るばかりです。






どう焦ってもあがいても畑はムリなので割りきれて安心。

こんな日は読書でも、と思うけれどもお盆を前に加工場もラッシュ。



ひといきついて、午後は海山インストラクターの補佐でワークショップ開催。

先日も書きましたがカカリツケの整骨院のK先生が新聞BAGに興味を持って下さり、

共に運営している福祉介護施設「オークの森」のレクレーションの時間にワークショップの要望を頂き、行ってまいりました。




春にやった中学生というのも初めてでしたが、今回のおじいちゃんおばあちゃん対象というのも初めて。

海山新聞ばっく誕生の物語をお話させて頂き、入門編ということで小バックをやりました。

メイン講師は黒田さん、サポートでカミさん、そのサポート&取材班で私、という布陣。

ゆっくりとやったものの、それでも難しいかなぁ~とも思いましたが会話しながらゆっくりと1時間後には、

みんな見事な出来栄えで完成させることが出来ました。

さすがは手仕事を長年やってきた世代! と感心!

夜に、K先生からメールを頂き「みんな楽しんでました! またぜひ!」とのことだったので、良かったです。


今年から青森に拠点をおき東北各地に医療・福祉・介護施設を展開するSGグループさまでも、

職員の方にインストラクター養成講座を受講いただき、利用者さん達の楽しみにしたり、手先の活用としての時間の提供であったり、

これまでの三年間に広がりの出る新聞BAGの活用が始まってきました。




震災もそう、今回全国各地で被害の出ている大雨もそうですが、最後は自然であったり人に被害が及ぶと大変なこと。

最近思うんだけれど、そんなときに手仕事で被害を埋める足しの収入になったり、小さくとも、新聞BAGという仕事のつながりが、

中山間や自然に寄り添い、ちょっと離れた場所で暮らす人であったり、年齢の差を超えたり、という緩やかなネットワークになる

ことは意味があるなと感じています。

それは大量生産、大量消費、めまぐるしく流行りの移り変わる時代に真逆な感じでやっている自分の生業の在り方にも、

ちょっと通ずるものがあるとも思うし、存在する意味もある。そう思っています。



明日あたりは、久々に晴れるかな。





修学旅行に向けて!

2014年03月29日 | 復興プロジェクト




朝イチで古川。


6月に関東の学校の修学旅行で新聞BAG製作を組み込んで頂き、

下見に来られた先生方と会場で打合せ。

これまでで最高人数、約200名の予定なので大仕事になりそうです。

プログラムを通して何か我々の感じた事を伝えれる時間にしたいと思います。





夕方からはほっかぶり仲間、魔女ママ・マロンちゃんの退院祝い。

昼間のビールはうまいけど、

かなり効いてしまいました(o^^o)

楽しい時間でした。


海山新聞BAG 高知銀行向け第一弾怒涛の納品!

2014年03月27日 | 復興プロジェクト


全身バキバキ。。。

朝の県庁向け荷物はカミさんが踏ん張って運んでくれました。


増税前の駆け込みとは思いたくないけれど、

ありがたいことに怒涛の注文ラッシュが続いており加工場が忙しい!

この半月でかなりのよっちゃんが各地へ旅立っております!

みなさま4月以降もよろしくお願いします。




午後は遅刻して海山会合へ。

昨年に引き続き高知銀行さんが企画に採用くださり今年も2500枚の新聞BAGをご注文いただきました。



今年からは海山本体で交渉を担当させて頂いて決まったのがこれ。ハート型新聞BAG。

代表曽木を中心に、折り手の女性陣肝いりで企画したもので、メッセージを入れ新聞BAGに直接切手を貼ってポストイン出来ます。

メッセージcardは一昨年新宿高島屋で出会った木口版画家の岡澤先生デザインのコラボ商品。気合が入ります!









パーツが多く思ったよりも時間がかかりましたが、何とか初回分1500セット完了!

使用するオリジナルダンボールケースは、知人の仙台放送M本さんの口利きでご協力下さったレンゴー㈱様に提供いただいております。


やっぱりこれだけの数になると、、、疲れました。

が、ちびっ子含め沢山の折手が集合してくれたので助かった。

最後まで気を抜かずに行きます。





来月梅原センセーがNHKあ」という番組に出演。

新聞BAGを紹介して頂く予定。

センセー直轄の指令が下り、東北からも何点か送ります!出るといいな。

エース・上條さんが数点折って持ってきてくれました。

お見せしたいのはやまやまですが、きっと画面にドド~ンと登場する、のであえて載せません!!!


中に気に入ったのが。



これ。得意な「もじゃくり仕様」。



う~む。オラの名刺の為に作られたようなもんだ。すばらし~~!

いずれ、販売します。



さて、ほっかぶりーダーでもある山の手インストラクターUGはこれを超えられるか!?