よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

想い、届く・・・

2006年09月27日 | 自営業
今日は雨。
月曜に、最盛期を迎えて取り残した唐辛子の収穫。
今日の予定だったが激雨にて断念。
仕込み、納品などで過ごす。。

夕方、イラストレータの堀込和佳さん来訪。

今まで商品ラベルをずっと自分で作ってきた。
所詮は素人なのでそんなに完成度の高いものが出来る
はずもなく、気分によっては替えて替えて・・・
それが自分で作る自由度ではあったけれど。

おかげさまで出荷量が増え、一番最初に
よっちゃんなんばんのラベルを外注する事になり、
この度炭焼なんばんに関しても頼んでしまおうと
考えてました。

これまでの経験で、自分で印刷する都合上、仕上がり
サイズでめくりやすいようにカッターで線を入れていた。
その作業が忙しい時には、とても時間を食うので大変と
いうのもあったり。そのおかげで裏側のシートには傷つ
けず、表面のシールのみ切り出す技はカミさんも絶賛す
るくらいの腕σ(^_^;)

それでどうせなら商品全部に「よっちゃん農場」の統一感
を持たせたい!と、ラベル業者に数ヶ月前からデザイン依頼。
が・・何度ダメだししても納得いくものが上がってこない。。
私自身、パソコンの書体やらフリーイラストの組合せがホトホト
嫌になってしまい、最近は自分らで書いた筆文字を入れたりして
いて、業者にもそれを伝えたのに、出来てくるのはPC書体とフリー
素材の組合せ。しかも俺でも出来るくらいの当たり障りのない
「デザイン」と呼べるのかぁ~!?というもの。

で、今プロデューサーとしてお世話になっている魚柄さんの書物や
彼のネットの題字、イラストが前から「いいな~」と引っかかって
いて、先日ダメもとで聞いてみたら話をつけてくれて、堀込さん本人
も「お金は無い貧乏人なんですが・・」と話したんですが、快諾して
くれたのです!
ならば!どうせお願いするならトコトン納得出来る一生モンを
作って欲しい!と、図々しくも「我が家を見て、景色を見て、
作ってる我々を見て頂かないと! なので会って下さい!」と
おねだり。すると「ちょうど実家(岩手)に帰るから、東京戻
る途中寄ります」との返事を頂き、それが今日だったわけです。

そしてこれまでの商売の始まり、自分達がどうやって作って、
どこで売って、お客さん、取引業者始めどんな"声"に囲まれて
ここまで来たか、我々の「よっちゃん農場」「農業」に対する
想いまで一時間、カミさん共々しゃべりにしゃべって伝えたい
事を話し続けました!

何よりホッとしたのは堀込さんがとても話しやすい方だった。
どうしても「職人」というイメージもあったので、会ってみ
るまでは不安。が、カミさんともども会った瞬間気に入りま
した(失礼な言い方ですが)。

帰る際は「来て、会って良かった!!!」と言ってくれたので、
ホントに出来上がりが楽しみな展開!
こう御期待!