よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

夏戻る。

2021年08月19日 | 農家ブランド

やっぱり 晴れ がいい。 久しぶり。



昨日の定期市もいい時間でした。

いつもの常連さんからはじまって話が弾む仲間も寄ってくれて、

終わってみればあっという間の時間でした。

三浦くんのご縁で仙台環境局の方ともお話できて、頭から離れない「竹のトイレットペーパー」の話を出したらなんと前職が製紙会社という引き。

伺ったら通常製造ラインで使う木材チップが月間2万トン(しかも乾燥)とのことでびっくり。

現実はなかなか厳しいですけれど、よっちゃん農場の在り方同様「小さな循環」で、

間伐労力の軽減、放置竹林の解決、きれいな竹林への道は探りたい。

昨日会った人たちもそうだけれど、今はそれぞれの「本業」に加え、

アンテナを立てて、プラスのなにか、価値なのか繋がりなのかを見つけようとしてる人たちが多い。

もちろん本業をおそろかに、という意味ではなくて。


そういう人はやっぱり面白い。振り返ればそういう人たちしか残ってない気がする。

【地力】をつけようとしてるのかもしれない。

いざとなった時、危うい時、そんなピンチに差が出る部分かなと思います。

余白をもっているかどうか。。。これはでかい。



うちも小っちゃい農家だけれど、この規模でどうやって食ってこうか、、、

それを模索するうちに視野は広がって今があります。

本業の規模、それでどういう選択をするか、と同時に、意識するのは【時代】。


そんなことを私も含めて悩んで悩んでいる時間と、深める時間と、やっぱり未来を妄想する力、推進力というかテンションは必要。

その辺の話が膨らむと、このひとはこんな事考えてるのか、面白いと思うし、

重なることは一緒にやりたいとも思う。

今はうちでの体験の場を作る、というところか。

ブログを始めた頃から書いているけれど、やっぱり時代が進むと【作る人】と【買う人】の距離は縮まらない。むしろ開いている、と感じています。

だからこそ「物々交換」な世の中がいいし、面白い。

社会が進めば進むほどに。

環境や社会に問題が起こると「当事者意識」といわれるけれど、それはなかなか簡単なことではない。

食べ物、農に触れる、という部分でなにか形にしたいとずっと思っています。

きっと出来るでしょう。




昔、自営という選択肢も有りか、と思わせてくれたのは東京にいた頃出会った異業種交流会を主催していた恩師。

今でも忘れないのは

「会社人間にはなるな。社会人間であれ」

という言葉。

狭い域でどんなに地位や名声を経ても、

所詮はその会社、業界での話。

そんなつまんない人にはなるなよ、と、当時、思い返せば彼は40くらいで話していたのか、、、

今ではその意味が本質的になんとなく分かりかけてきました。やっと。



天気もいいし、ずっと相手してあげれなかった副隊長サムの散歩を今日はじっくり。


2時間ほどとことん歩き回る。暑いので水場の休憩は必須。



竹林もぐるっと巡る。

新しい根が伸びるこのタイミングを見逃してはくれず、

イノシシ軍団容赦なく入っています。。。


最後のサムお気に入りの水場。


このところショートバージョンの散歩ばかりで、犬小屋に近づくと「まだだぞっ!」と帰りたがりませんでしたが、今日は満足したようです。


今日はイベント明けのお弁当。 → 農家手づくりぬくもり弁当

渾身の出来、と思えるほど、集中し、楽しくやれました。

ありがとうございます。