富山ジュニアアスリートクラブ

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全国大会を終えて

2011年08月29日 | 平成19~30年度の活動

今年も全国大会が終わりました。
毎年思うのですが、全国という舞台で走ることの難しさを感じます。

よく高校野球で、「甲子園には魔物がいる」と言いますが、「全国大会にも魔物がいる」と私は思うのです。
少し大げさな表現かもしれませんが、そこには平常心ではいられない何かがあると思うのです。

そんな全国大会で、100mで2年連続で決勝に進出した福島くんは、とてもすごいことです。
決して本調子でない中で、よくぞ頑張って走ってくれました。

自己ベストを出した80mハードルの豊嶋くんも頑張りました。
この大会で自己ベストを出すということは、本当に難しいことです。

400mリレーに出場した石坂さんは、ベストを尽くした結果です。
頑張ったけど結果が出ないこともあります。
それも陸上競技ですし、これは乗り越えないといけない壁です。

私は全部の競技を見たわけではないのですが、今大会はフライングが多いと感じました。
フライングといえば、昨日の世界陸上100mのボルト失格がありましたが・・・。
フライングは、心の焦りからくるものでしょうか?
気持ちばかりが先走ってしまい、冷静でいられなくなる。
そして、普段ではしないことをしてしまう・・・。
これは魔物の影響か、それとも・・・?

スタートだけでなく、リレーでもあります。
いつもはマークをしっかり見て出るのに、焦って早く出てしまいバトンミスにつながる・・・。
自分のチームは今までトップでバトンを持ってきていたのに、横のチームが先に出ているのが気になってしまった・・・。

大人でも冷静にいられないこともあります。
それが小学生ならば、なおさらのことです。

昨年のブログでも書きましたが、本当に全国大会では「パワー」が必要です。
これは走る本人だけでなく、応援に行った友達、保護者、先生、コーチなどのたくさんの関係者のパワーが必要です。
そうでないと、この魔物のいる全国大会では走れません。

来年も全国大会を目指す小学生、中学生は、大会までにたくさんのパワーを充電してください。
そして私もまた、その充電の手助けをしたいと思います。

選手、保護者、先生、応援に行ったクラブ員・保護者、そしてコーチのみなさん、お疲れ様でした
楽しくて素晴らしい、夏の思い出をありがとうございました


ホームページに全国大会の記録と画像を更新しました

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