最強呉服店の傾向と対策

おはよ。

怒涛の定休日が過ぎました。

振り返ってみましょう。

昨日は朝のルーチンワークを終え、８時半ごろ愛車にまたがり、まずは北名古屋市を目指します。

ここには、北名古屋市最強の呉服屋さん「きもの専科　Hやし」さんのお店があるのですね。

今回は、このお店が、なぜに北名古屋市最強なのか？最強になりえるのか？をお勉強したいと思っております。

道すがら、鋭い質問をあれこれと考えていましたら、

・・・

道を間違えました。


それでも１時間半くらいかけて、無事に到着。

ちょうど駐車場でお客様とお話をしているHやし夫妻でありました。

ご主人のN木さんが、「やぁやぁ」と、いつもの素敵な笑顔で迎えてくれましたョ。

愛車を止めて、うながされるままに店内へ潜入、侵入、挿入。

そこには！！！・・・振袖がありました。（なぜ驚く？）


お客様のご来店がないことが幸いで、テーブルに誘われまして、しばしマッタリとするあたしでありました。

お仕事のお勉強会では、あたしの一身上の都合で大変皆様にご迷惑をおかけしまして、出席も悪く、個人的にお話をする機会もないのですが、それでも、このご主人は、なんとも気になる人でありましたのですね。

ここぞとばかり、本題の「最強の呉服屋の秘密」を探るべく、口火を切るあたしでありました。

「・・・で、飲んでます？」

「いや、外へは滅多に、飲みに行かないのですよ。」

・・・なるほど・・・最強の呉服屋になるためには、外には飲みに行かないのだな。

「子供たちは、いくつなんですか？」

「中学１年と３年。最近は、遊びたいのに遊んでくれなくなったのが、少しさみしいのです。」

・・・う～む・・・さみしがり屋さんというのも、必要なのだな。


やがて、奥から奥様が美味しいコーヒーを出してくれました。

・・・そうか・・・抹茶ではなく、コーヒーを出すべきなのか？

「ぴかさんは、どんな女性が好きなのですか？」（BY 奥様）

「誰でも、好きでつ。」

・・・おぉ！相手の一番の関心ごとを質問として、瞬時に相手の心を読み取っている・・・まさに、神業！


そんなこんなで、ずっとテーブルを囲んで３人でお話をしておりました。

なんかしらんですが、大変居心地の良い空間でありましたネェ。

思ったとおりの、あたしの大好きなお二人でありました。

１時間ほどでしょうか？素敵な時間を過ごさせて頂きまして、お二人にハグして帰路につきました。


帰り道、フト気がついた。

結局、商売のお話を一つもしていない！

そんな事すら忘れさせてしまう居心地の良いお店であるということが、最強のコツなのでしょう。

Hやし様、本当にありがとうございました。


PS

あのお土産には、「家内安全、商売繁盛、女難厄除け」の祈りが特に込められています。

あしからず・・・