ガソリン入れなきゃ

おはよ。

黄金週間に突入いたしまして、おかげさまで商いもさせていただいております。

昨日も、親子様のご来店をお迎えいたしまして、あれやこれやとお着物を吟味していただきましたのち、「一度帰って、考えますね」と言われました。

着物はけっこう高価なお買い物（だと実際思っております）ですので、わが身を振り返りましてもこの言葉は当たり前なのです。

いつもながら、「楽しんで悩んでね～」とお嬢さんにお伝えしましてお見送りいたしました。

片道３０分ほどのところからお越しいただいた方でしたので、もしも再度お越しいただけるとしても、明日以降にお返事をいただくことになるのだろうと思っておりましたら、５分後・・・

「また、来ました～」とおっしゃりながら、ニコニコして店へ入ってこられました。

その短い間に何があったのかは想像ができまして、あたしはたいそう嬉しかったのでありました。

楽しんで悩んで、豊坂屋をご用命いただきまして、ありがとうございました。


さて、長い前置きでしたが、本題はこちら。

Eバさんのコラム「LIFE」４月号です。

http://www.ebanet.co.jp/life-pdf/life200804.pdf

昨日田んぼのことを書いたのとシンクロしましたねぇ。


と、別のメールでは、代替燃料としてのバイオ燃料への思惑から、小麦、お米、トウモロコシなどが値上がりして、単に「高くなります」ということよりも、経済的に弱い国々の主食となるべきそういった原料が、お金儲けの対象として搾取されている（＝食べられない人たちが増えているのだよ）という現実を教えてくれました。

お金儲けの道具としての側面の方が圧倒的に大きいのでしょう。
だとすれば、あまりに浅ましく卑しいと思うのでありました。

http://jp.youtube.com/watch?v=GsMPxiN8m_U


昨日、ばあちゃんが、

「ガソリンが値上がりするから、今のうちに入れといたら？」

と文字通り老婆心で教えてくれました。

この国は、本当に平和なのだと思いました。