ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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カメの歩みは、驚くほど速いのだ

2010-06-17 16:36:00 | ノンジャンル
こんにちは。

今日もドピーカンであっつい一日です。

こんな日が続くのなら、いっそあたしは亀太郎観音様巡りに出かけるのですが、明日からまた梅雨前線というバイクツーリストにはあまり有難くない輩?が活発になるそうです。

「君よ!朝の来ない夜はない。」

といったのは、ダレだったでしょうか?

梅雨が明けるのを心待ちにしながら、今を忍ぶことを楽しみたいと思います。

さて、いろいろな意味で忍び続ける豊坂屋の本日コレまで(午後5時)の売り上げは、4500円。(推定純利益、500円)

500円あれば、二日は暮らせますね。(お米だけはあるのだよ)

・・・

有難いなぁ・・・(本当に、しみじみそう思ふ)


そんな事を思っていたら、むかしむかしの学生時代、ひと月3万円の風呂なし共同便所の下宿時代を思い出した。

およそ30年前・・・

仕送りが唯一の生活の糧だったあたしは(お父さんお母さん、ありがとふ)、18歳にして家計というものを考えざるを得なかったのだね。

あの頃・・・あたしの通っていた大学は、たいそうキレイな男と女がおりましたの。

田舎のポッと出の18歳には、まぶしすぎる環境でした。

「ダンスパーティーをやるから、一人30枚、パー券ノルマね」

(こんな話は、今どきの人は理解できるのでしょうか?)

当時所属していたクラブが二つ。

一つは体育会少林寺拳法部、そして、フルートを吹いていたので「KOギターアンサンブル」という同好会に入っておりました。
(今思うと、体育会に入りながら、別個に同好会に入っているというのが信じられないですね)

ダンパ(当時、ダンスパーティーのことをダンパと呼んでいたのだね・・・死語?)の話は、ギターアンサンブルのお話ですよ。
(そこには、和田金の息子もいたのでした・・・学生ながら、クラウンに乗っていたのを覚えています・・・あんたは何者でつか?と、田舎からやってきたあたしは素直にそう思いました。)

きらびやかな先輩同僚は、いとも簡単に「ハ~イ」とおっしゃるのですが、誰も知り合いがいないあたしは、パー券30枚(もう忘れましたが、たぶん1枚1000円くらい、30枚で3万円のノルマだったのだと思います)をさばく術は・・・ニャイ!

いまだに覚えていますが、山手線の電車の中で、

「ネェネェ・・・今度こんなダンパがあるんだけど・・・どう?」

(ダンパがどういうものであるかもわからずに、売り込みをかける18歳のP・・・今思うと・・・あたしは涙がこぼれてしまふ・・・)

と、女子学生とおぼしき女性に声をかけたのを覚えております。(・・・売れるわけがない!)

結局あたしは、3万円のノルマを、自腹で凌いだのでした。

・・・

でもね・・・

そういう強烈な経験というのは、どういう作用があるかはわからないけれど、今のあたしの底辺に確実に残っているのだね。

あたしは何者であるか?ということは、こんないろいろの堆積で出来上がっているのでありました。

・・・


息子へ(見ているかどうか知りませんが・・・)

目の前に湧き起こるいろいろは、たぶんすべてお前の糧となることでしょう。

良くも悪くも、全力で解決に向かってください。

それでもどうにもならぬときは、心配はいりません。

お前の回りには、お前の思っている以上に、強力な助っ人がたくさんいます。

それを忘れないように。


あぁ・・・

タイトルを忘れておりました。

今朝ね、ももちゃんが散歩の折、側溝をクンクンしたから覗いてみたら、大きなカメがいたのでつ。

また、助けてやりましょう・・・と、散歩を終えてから車であらためてその場所に行ってみたら、カメの姿はなかったの。

一直線の側溝を前と後ろに眺めてみたけれど、カメが見当たりません。

・・・

あのカメは、自らの意思で道を切り開いたのだ思い、行方をくらましたカメに勝手にエールを送ったPでした。
(ボーダーなカメ)

ウサギとカメの話ではないけれど、・・・カメって案外歩くのが速いです。