こんにちは。
定休日の本日は、あれもこれもしようと、てぐすね引いてスケジュールを立てておりました。
そんな今朝は・・・雨。
朝のルーチンワークを終えますが、ももちゃんは散歩にも行けずお留守番。
(基本的に、雨の日はお散歩中止のP)
あたしはとりあえず、仕立て屋さん回りです。
呉服屋のブログで書くこともなかろうとは思われますが、正直を申しますと、国内の仕立て屋さんは、たぶんかなりの数が減っていると思われるのでありました。
それはでも、きびしいけれど仕方がないのだね。
たとえばのこと・・・ちゃんと修行した国内の仕立て屋さんで着物一枚縫ってもらおうと思うと、25000円~35000円。(それ以上もありますが、物によりますのよ)
これは、別の職種に比較すると、たとえばあたしの知り合いの建具屋さんとか左官屋さんとかは、日当換算で一日2万円します。
(一ト月休みなしで働くと60万の計算ですが、それをずっと続けるというのは無理な話で、その上に、動けなくなったらそれでアウトになるというかなりしんどいお仕事です)
体力を使うことが少ないとは言いながら、1級技能士の和裁士さんでも、普通の着物を縫うのに丸々二日はかかるのだ。(=一日2万円の職人さんだと考えたら、二日で4万円は当たり前の金額なのでした。手の早さも、技能検定には入っています・・・英検1級よりもある意味難しいとあたしは尊敬しております)
和裁というお仕事がいかに安いか?、というのはお判りいただけるのではないでしょうか?
もちろん、「二日で何とか頼みます」というのはごくまれで、大概は1週間とか2週間とか、その方の日常生活に差しさわりがない程度のお仕事をお願いするようにしております。
(和裁は内職という感覚がずっとあったので、本業でバリバリという人はあまりいないのでした)
だから、たまの無理は言うにせよ、左官屋さん並みの厚遇にはなかなかできません。
そしてこの頃の最大の競争相手が、海外の(主に中国の)仕立て屋さん。
・・・安いのだなぁ!
たぶん、3分の一の仕立て代ですよ。(現場はもっと安くたたかれていると思います)
グローバル自由資本主義社会では、会社が利益を生むためには、社会が疲弊してもコストを下げることが絶対命題になっていきます。
(それが故、恩益を受ける国もあるということですが)
・・・ちょっと考えれば何かが違う?と気がつくと思うのだけれど、・・・そうならないのだよなぁ・・・
お仕事上、他の呉服屋さんとの競争に勝たなくてはならないので、比較されても見劣りのしない価格設定で豊坂屋はがんばっております。
そのためには、海外の仕立て屋さんも使わせていただきます。
他方、最近「お仕事ありませんか?」と尋ねてきて下さった若い仕立て屋さんが二人ほどありました。(手を見たけれど、腕は抜群!)
あたしは、この方々にも何とかがんばっていただきたい!と、お仕事をつくれる呉服屋になりたいと思うのでありました。
親愛なる知人のKさんは、何かの折にフェアトレードの商品をプレゼントしてくれます。
http://www.peopletree.co.jp/fairtrade/index.html
・・・
呉服屋であたしは生きていくための糧を得ます。
それがひいては、あなたの糧になるとよいと思っています。
みんなが幸せになるといいなぁ・・・
PS
あぁ・・・隊長のことを書こうと思って、つい・・・すまん。
隊長がね、昨日のあたしのブログに対してこんなコメントをくれたのだ。
「選挙に誰も入れたくないのなら、『棄権』ではなく、『白票』という方法がありますよ。私は、今回、怒りをもって白票にするつもりです。
隊長」
あたしは日本創新党を応援するけど・・・そういう方法もありますね。
要は、その想いをどうアチラに伝えるか?ということなのだ。
隊長・・・
今度飲むときは、そんな話をしましょうね。
(たぶん、飲むと忘れますが・・・ダメじゃん!)
再PS
田んぼ同好会の皆様へ
そうそう、今朝方雨だったので、濡れながら田んぼの草取りだけはしたのだけれど、今日は草刈はできんなぁ・・・と思っていたら、昼になったら雨が上がったのだね。
一度家に降ろした草刈機をもう一度車に積んで、昼からブイブイとアゼの草を刈りました。
四角い部屋を丸く掃くPです。
とりあえず、やった!ということでご了承ください。
おいしいお米になりますように!
定休日の本日は、あれもこれもしようと、てぐすね引いてスケジュールを立てておりました。
そんな今朝は・・・雨。
朝のルーチンワークを終えますが、ももちゃんは散歩にも行けずお留守番。
(基本的に、雨の日はお散歩中止のP)
あたしはとりあえず、仕立て屋さん回りです。
呉服屋のブログで書くこともなかろうとは思われますが、正直を申しますと、国内の仕立て屋さんは、たぶんかなりの数が減っていると思われるのでありました。
それはでも、きびしいけれど仕方がないのだね。
たとえばのこと・・・ちゃんと修行した国内の仕立て屋さんで着物一枚縫ってもらおうと思うと、25000円~35000円。(それ以上もありますが、物によりますのよ)
これは、別の職種に比較すると、たとえばあたしの知り合いの建具屋さんとか左官屋さんとかは、日当換算で一日2万円します。
(一ト月休みなしで働くと60万の計算ですが、それをずっと続けるというのは無理な話で、その上に、動けなくなったらそれでアウトになるというかなりしんどいお仕事です)
体力を使うことが少ないとは言いながら、1級技能士の和裁士さんでも、普通の着物を縫うのに丸々二日はかかるのだ。(=一日2万円の職人さんだと考えたら、二日で4万円は当たり前の金額なのでした。手の早さも、技能検定には入っています・・・英検1級よりもある意味難しいとあたしは尊敬しております)
和裁というお仕事がいかに安いか?、というのはお判りいただけるのではないでしょうか?
もちろん、「二日で何とか頼みます」というのはごくまれで、大概は1週間とか2週間とか、その方の日常生活に差しさわりがない程度のお仕事をお願いするようにしております。
(和裁は内職という感覚がずっとあったので、本業でバリバリという人はあまりいないのでした)
だから、たまの無理は言うにせよ、左官屋さん並みの厚遇にはなかなかできません。
そしてこの頃の最大の競争相手が、海外の(主に中国の)仕立て屋さん。
・・・安いのだなぁ!
たぶん、3分の一の仕立て代ですよ。(現場はもっと安くたたかれていると思います)
グローバル自由資本主義社会では、会社が利益を生むためには、社会が疲弊してもコストを下げることが絶対命題になっていきます。
(それが故、恩益を受ける国もあるということですが)
・・・ちょっと考えれば何かが違う?と気がつくと思うのだけれど、・・・そうならないのだよなぁ・・・
お仕事上、他の呉服屋さんとの競争に勝たなくてはならないので、比較されても見劣りのしない価格設定で豊坂屋はがんばっております。
そのためには、海外の仕立て屋さんも使わせていただきます。
他方、最近「お仕事ありませんか?」と尋ねてきて下さった若い仕立て屋さんが二人ほどありました。(手を見たけれど、腕は抜群!)
あたしは、この方々にも何とかがんばっていただきたい!と、お仕事をつくれる呉服屋になりたいと思うのでありました。
親愛なる知人のKさんは、何かの折にフェアトレードの商品をプレゼントしてくれます。
http://www.peopletree.co.jp/fairtrade/index.html
・・・
呉服屋であたしは生きていくための糧を得ます。
それがひいては、あなたの糧になるとよいと思っています。
みんなが幸せになるといいなぁ・・・
PS
あぁ・・・隊長のことを書こうと思って、つい・・・すまん。
隊長がね、昨日のあたしのブログに対してこんなコメントをくれたのだ。
「選挙に誰も入れたくないのなら、『棄権』ではなく、『白票』という方法がありますよ。私は、今回、怒りをもって白票にするつもりです。
隊長」
あたしは日本創新党を応援するけど・・・そういう方法もありますね。
要は、その想いをどうアチラに伝えるか?ということなのだ。
隊長・・・
今度飲むときは、そんな話をしましょうね。
(たぶん、飲むと忘れますが・・・ダメじゃん!)
再PS
田んぼ同好会の皆様へ
そうそう、今朝方雨だったので、濡れながら田んぼの草取りだけはしたのだけれど、今日は草刈はできんなぁ・・・と思っていたら、昼になったら雨が上がったのだね。
一度家に降ろした草刈機をもう一度車に積んで、昼からブイブイとアゼの草を刈りました。
四角い部屋を丸く掃くPです。
とりあえず、やった!ということでご了承ください。
おいしいお米になりますように!