こんにちは。
昨晩のこと、お陰さまでありがたい商いが続きまして、祝杯の意味もあり~ので久しぶりに焼酎を2合ほど飲んでみました。
う~む・・・どうやら、体が受け付けてくれます。
地獄めぐりを一巡したようで、お父さんは復活しますた。(たぶん)
体さん、ありがとう。
(酒が美味しく飲めるのが、あたしの健康のバロメーターだったりして・・・)
さて、今日はこんな写真から。
昨年暮れに、お客様がそれはそれは見事なつぼみのユリを下さった。
「お店の隅にでもボーンと置いてくれたら良いですよ」
と言われましたが、あまりに見事で、正月4日まで休む店に置いておいてはもったいない。
ということで、じいちゃん宅の玄関正面に活けてみた。
当初蕾の頃は花器が重すぎるかと思いましたが、こうして咲いてみたら、予想以上に見事なバランスとなりました。
池坊ならぬ木偶の坊のあたくしです。
・・・いかが?
とは言え、この花器。
実は御玄猪(おげんちょ=一般的には薄端とも言われます)と呼ばれまして、本来は木(基本的には松)を活ける花器なんよ。
花を活ける花器ではないんだな。(活けてもいいけど、木が必要)
が、そこはそれ、木偶の坊のあたくし。
己の生き方同様に、好きなようにやっちゃいます。
見る人が見たら、おかしいのだね。
でもね、今ここにあるもので、最善ができたらそれもええと思う。(身勝手なあたし)
思いは一つなのよ・・・
花に対しては、「キレイに咲いてね」
見る人に対しては、「キレイと思っていただけたら嬉しいな」
「床の花は、贄(にえ)だと思う」
と、かつてのあたしのお茶のお師匠さんが言ったことがある。
(この方、今では宗匠にまでなられました。最近は全く音信不通です。出来の悪い弟子ですみません・・・恥ずかしくて、顔が出せない)
それを聞いたとき、「あぁ、確かにそうなのだ」と心深く感じたのを覚えています。
花の命を床に置き換えたとき、花は別の使命を帯びます。
それを彼は「贄」と呼んだ。
ならば尚の事、その命を粗末にはできぬ。
そんなことを思ったものです。
最近とみにヨボヨボとした爺ちゃんが、今朝も言いました。
「毎朝見るけれど、見事な百合だねぇ」
それを聞いて、喜ぶあたし。
そして、そんなあたしは花に向かって囁く。
「・・・ありがとうね」
2013年、P復活初日の朝のひと時ですた。
昨晩のこと、お陰さまでありがたい商いが続きまして、祝杯の意味もあり~ので久しぶりに焼酎を2合ほど飲んでみました。
う~む・・・どうやら、体が受け付けてくれます。
地獄めぐりを一巡したようで、お父さんは復活しますた。(たぶん)
体さん、ありがとう。
(酒が美味しく飲めるのが、あたしの健康のバロメーターだったりして・・・)
さて、今日はこんな写真から。
昨年暮れに、お客様がそれはそれは見事なつぼみのユリを下さった。
「お店の隅にでもボーンと置いてくれたら良いですよ」
と言われましたが、あまりに見事で、正月4日まで休む店に置いておいてはもったいない。
ということで、じいちゃん宅の玄関正面に活けてみた。
当初蕾の頃は花器が重すぎるかと思いましたが、こうして咲いてみたら、予想以上に見事なバランスとなりました。
池坊ならぬ木偶の坊のあたくしです。
・・・いかが?
とは言え、この花器。
実は御玄猪(おげんちょ=一般的には薄端とも言われます)と呼ばれまして、本来は木(基本的には松)を活ける花器なんよ。
花を活ける花器ではないんだな。(活けてもいいけど、木が必要)
が、そこはそれ、木偶の坊のあたくし。
己の生き方同様に、好きなようにやっちゃいます。
見る人が見たら、おかしいのだね。
でもね、今ここにあるもので、最善ができたらそれもええと思う。(身勝手なあたし)
思いは一つなのよ・・・
花に対しては、「キレイに咲いてね」
見る人に対しては、「キレイと思っていただけたら嬉しいな」
「床の花は、贄(にえ)だと思う」
と、かつてのあたしのお茶のお師匠さんが言ったことがある。
(この方、今では宗匠にまでなられました。最近は全く音信不通です。出来の悪い弟子ですみません・・・恥ずかしくて、顔が出せない)
それを聞いたとき、「あぁ、確かにそうなのだ」と心深く感じたのを覚えています。
花の命を床に置き換えたとき、花は別の使命を帯びます。
それを彼は「贄」と呼んだ。
ならば尚の事、その命を粗末にはできぬ。
そんなことを思ったものです。
最近とみにヨボヨボとした爺ちゃんが、今朝も言いました。
「毎朝見るけれど、見事な百合だねぇ」
それを聞いて、喜ぶあたし。
そして、そんなあたしは花に向かって囁く。
「・・・ありがとうね」
2013年、P復活初日の朝のひと時ですた。