こんばんは。
今日もさぶい朝でした。
この頃のことに、年寄り宅に向かう前の、任坊山の散歩を欠かしておりません。
毎朝、同時刻のことですので、あたしと同じようにそれを日課としておられると思しき方とスレ違いますよ。
「今日もサブいですねぇ・・・」
と挨拶をすれば、
「ほんとにねぇ・・・」
と返していただきます。
随分と年配の方もおいでになれば、犬の散歩の方もおられます。
どちら様も、穏やかで一日をお過ごしになられますように。
さて、昨日のこと。
近くの家具屋さんから、こんなものが届いた。
直径が1m程の円卓。
聞けば、「○○さんからのご指定で」だそうでした。
○○さんはお客様。
その方が、なんで?
と思い、早速に電話。
「なにやらすごいものが届きましたが、これは一体何でつか?」
すると、
「美味しいお米ができたといって、あなたからいただきました。それのお返しです。」
だって。
確かに昨年出来たお米(それは確かによくできたんだ)を差し上げましたが、それまでにあたしは、その方からもっとたくさんのものを頂戴していますの。
お返しのつもりが、またまた、お返しになって戻ってきた。
う~ん・・・これは、わらしべ長者ではないか?
お米一袋(30キロ)は、田んぼ同好会のメンバーでも会計をしますが、せいぜいが5000円そこそこ。
今回のこの座卓が、5000円とは到底思えない。
ただ、そこに込められた気持ちを、あたしはありがたく、そして遠慮なくいただきます。
○○さま。
ありがとうございました。
PS
「あなたに、是非どうぞ!」と言われたものは、基本的にあたしは拒まない。
ただ、近づきたくない人からは、アンパン1個も受け取らない。
それがあたしの信条。
(=心の狭いあたしですよ)
・・・
こんな話を聞いたことがあるんです。
それは・・・
お釈迦様が死ぬに至った経緯のできごと。
立ち寄ったある村で、彼を歓待しようと、キノコをとってきた村人がいた。
その彼が、「あなたのために用意しました」と言って差し出した中に、毒キノコが偶然入っていたんだそうな。
千里眼を持つお釈迦様は、それが毒だと分かっていたそうですが、その村人の心からの誠意に応えるべく、毒とわかっていながら彼の手料理を食べたんだとさ。
そして、同行の弟子たちには、「これは口にしてはいけません」と諭したんだそうな。
そして、それが原因でまもなく死ぬ。
お釈迦様は、死ぬことを分かっていたにもかかわらず、それよりもおもてなししたいという村人の気持ちを優先したというお話。
これが、おとぎ話であろうが、作り話であろうが、あたしにはどうでも良い。
あたしの中では、それは実話なんですよ。
・・・
・・・そんなふうに、生きたいと思っています。
今日もさぶい朝でした。
この頃のことに、年寄り宅に向かう前の、任坊山の散歩を欠かしておりません。
毎朝、同時刻のことですので、あたしと同じようにそれを日課としておられると思しき方とスレ違いますよ。
「今日もサブいですねぇ・・・」
と挨拶をすれば、
「ほんとにねぇ・・・」
と返していただきます。
随分と年配の方もおいでになれば、犬の散歩の方もおられます。
どちら様も、穏やかで一日をお過ごしになられますように。
さて、昨日のこと。
近くの家具屋さんから、こんなものが届いた。
直径が1m程の円卓。
聞けば、「○○さんからのご指定で」だそうでした。
○○さんはお客様。
その方が、なんで?
と思い、早速に電話。
「なにやらすごいものが届きましたが、これは一体何でつか?」
すると、
「美味しいお米ができたといって、あなたからいただきました。それのお返しです。」
だって。
確かに昨年出来たお米(それは確かによくできたんだ)を差し上げましたが、それまでにあたしは、その方からもっとたくさんのものを頂戴していますの。
お返しのつもりが、またまた、お返しになって戻ってきた。
う~ん・・・これは、わらしべ長者ではないか?
お米一袋(30キロ)は、田んぼ同好会のメンバーでも会計をしますが、せいぜいが5000円そこそこ。
今回のこの座卓が、5000円とは到底思えない。
ただ、そこに込められた気持ちを、あたしはありがたく、そして遠慮なくいただきます。
○○さま。
ありがとうございました。
PS
「あなたに、是非どうぞ!」と言われたものは、基本的にあたしは拒まない。
ただ、近づきたくない人からは、アンパン1個も受け取らない。
それがあたしの信条。
(=心の狭いあたしですよ)
・・・
こんな話を聞いたことがあるんです。
それは・・・
お釈迦様が死ぬに至った経緯のできごと。
立ち寄ったある村で、彼を歓待しようと、キノコをとってきた村人がいた。
その彼が、「あなたのために用意しました」と言って差し出した中に、毒キノコが偶然入っていたんだそうな。
千里眼を持つお釈迦様は、それが毒だと分かっていたそうですが、その村人の心からの誠意に応えるべく、毒とわかっていながら彼の手料理を食べたんだとさ。
そして、同行の弟子たちには、「これは口にしてはいけません」と諭したんだそうな。
そして、それが原因でまもなく死ぬ。
お釈迦様は、死ぬことを分かっていたにもかかわらず、それよりもおもてなししたいという村人の気持ちを優先したというお話。
これが、おとぎ話であろうが、作り話であろうが、あたしにはどうでも良い。
あたしの中では、それは実話なんですよ。
・・・
・・・そんなふうに、生きたいと思っています。