ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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お遍路 二日目 

2013-05-22 11:41:00 | ツーリング
わーん・・・1時間かけて書いたブログが、消えてもうた。

ということで、もう一度やり直し。

これもご縁です。

気を取り直して・・・


さて、二日目。

午前5時起床。

これはいつも通りです。

これから早速に、お遍路さん開始なのだ。

実はお遍路さんを巡る方には、多くが御朱印をいただく方が多いのですね。

かつてお遍路で満願したうちのバアチャンなんかは、「死んだら御朱印帳を棺おけに入れてくれ」と言っておりますよ。

それはそれで死に対して安心できるのなら、意味があると思っています。

そんな御朱印をいただくには、お寺の受付が開いていないと受けられない。

そして、それは7時にならないとだめなのね。

あたしは、祈りができたらそれでよいものだから、7時前だろうがお参りにいける。

このために、あたしは大変効率よく巡礼ができたのでした。

で、二日目最初の札所がこちら。



14番札所「常楽寺

周りはこんな景色。



天気が良いのが何よりありがたいですよ。

その後も順調に走ります。

徳島の札所はそれぞれ近いものですから、まだ徳島市内の中。

そこで、思わぬことを発見。

朝も8時くらいのことではなかったか?



突然の大濃霧

見る間に視界50メートルとなりました。

おぉ!ロンドンみたいやねぇ・・・(行ったことないですが)

これが特別なこととも思えぬ風景でしたよ。

旅はおもろいねぇ。

そしてしばらくすれば、霧はあっさりと晴れて、あたしはまたズンドコと走ります。

随分な山に入って、20番「鶴林寺

ここでも、歩き遍路の方と出会います。



道程だけの距離にしてもお遍路さんは1300キロ。

その中でも、こんな山を登ってこられます。

思いはそれぞれだから良し悪しはないにしても、あたしはただただ頭が下がるのでありました。

そして一山超えて、



21番「太龍寺

こちらはロープーウェイで上ります。



やがて、



本堂到着。

それは立派な伽藍でした。

あたしはいつも思っていたんだ。

その昔、人力しかないころ、人は労苦をいとわず、これほどの伽藍をなぜ作ろうとしたんだろう?

「幸せになりますように」という人としての根源的な力か?

弘法さんの力と言えなくもない。

でもね、神社にだってそれはある。

言葉にするのは難しいですが、それは、もっと穏やかで静かな、

「わしら、なんもでけんけど、よくわからんけど、お任せしますけん、どうぞどうぞよろしくお願いします」

という祈りだったような気がします。

そんなことを感じつつ、ロープーウェイでくる途中のガイドさんが、

あちらが、お大師様が修行をされた場所です

といった。



(真ん中に弘法さんがいるのがわかるかな?)

聞いた限りは行くのだよ。

本堂からしばらく急斜面を上がっていってみた。

着いたところがこんなとこ。



あたしゃ、高いところが怖いんだ。

でも、行くですの。

で、



会えました。

心経と真言と、「ありがとうございます・・・」と唱えていたら、泣けてきたですよ。

こんなことは初めてだったですねぇ。

後ろを振り返るとこんな。



怖くて泣けたのかもしれません。


その後いよいよ高知に入り、太平洋沿いの海岸道を走りました。

なが~い道中ですが、歩き遍路の人たちとすれ違いました。

天気が良くて気持ちが良かったですが、雨風が強ければどれほどのことかと想像できます。

つつがなくお遍路さんの道中の安全を祈っておりました。

やがて室戸岬の24番「最御崎寺



近くに室戸灯台もありますので見学。



観光地よろしく「恋人の聖地」と書いてあります・・・ケッ!

海岸にも下りてみました。



お昼ですので、今日もうどん。



うどん、最高!

その後も順調に過ぎまして、高知市手前で投宿。

本日はこちら。



高知黒潮ホテルです。

立派なホテルで着いてビックリ。

でも、温泉もあって、これもええですね。

ちなみに6740円。

素泊まりですので夜食はこちら。



高知に来たらカツオでしょう・・・ということで、近くのスーパーで購入。

時間が時間でしたので、大変お値打ちな夕食となりますた。

そしてすることもなく、二日目終了。

あっさりと眠りにつきました。


・・・続く