ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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一期は夢よ ただ狂え

2013-05-30 12:49:00 | ノンジャンル
こんにちは。

梅雨入りだそうです。

今度の土曜日は田植えですので、天気が気にはなりますが、稲刈りと違って雨でも田植えはできるのだ。

あんまりの雨だと順延となりますが、そこそこでお願いできたらと思っています。

あめつちの神様、どうぞよろしくお願い致します。


知人からの本日のメールに、こんな言葉がありました。

「なにがぴかさんを導くのだろうか…」

あたしがお遍路さんに行ったことに対しての言葉ですね。

気にしていただいて、ありがたいと思いました。


一言で言えば・・・ご縁

行きたくて行った事の端緒に、何故行きたいと思ったのか?を考えたらきりがない。

あれやこれやあたしの55年の人生も含めて、もっと言えば、あたしが信心深い親に生まれたせいもあるかもしれぬ。

たどっていけば、それは壮大なオデッセイが出来上がるのでありましょう。

そこで気がつく・・・だから、何?


お遍路中に、こんな場面に出くわした。

32番「雪渓時」の隣に、たまたま神社があったものだからお参り。

たぶん氏神様がおられます神社。

お遍路さんの札所は当然ながら賑わうのでしょうが、お寺のすぐ隣にあっても、札所でないからなかなか参拝の方は少ないと見受けられました。



早朝のこと、そこの参道を進んでいくと、太鼓の音が聞こえてきた。



拝殿前で、宮司さんを拝見しました。

近寄るあたしの足音は、多分聞こえていないでしょう。

誰が見ていようと構わずに、宮司さんは一心に太鼓を叩きながら、祝詞を上げておられました。

神職も坊主も、こうした姿を見ると、「下座に生きておられる方々だ」と納得をします。

彼らにとっては当たり前なのかもしれませんが、こうして日夜祈りを欠かさない姿は、あたしの胸を打ちます。


祈りもやっつけ仕事になることがあるんかいな?

それはよくわかりませんが、そうだとしても、それはその方自身がわかっているのだと思うのね。
(分からずにやっていたら、それはそれでいいのかもしれない)


おばかの殿さまが言っていた。

「お天道様に恥ずかしくないように生きたい」

・・・あぁ・・・そういうことなのだ。


お勉強も大切で、考えることも大切で、修行もいるのだと思います。

その果てにどうするか?

・・・

「すむ人は見られぬ 夢の夢の夢の世を うつつ顔して

何せうぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂え」
  (閑吟集)


お遍路さんを終えて、あたしはあらためて思う。

やりたいことをやるのが一番だ~!