おはよ。
昨日の続きです。
翌3月2日は、6時起床。
ここ長崎というところは、愛知に比べてやはりかなり西にあるせいか、日の出が遅い。
まだたいへん暗かった・・・それもおもろい。
まずは、朝風呂へ。
さぁて、今日も楽しむぜ。
7時の食事を終えて、すぐに出立。
福田屋さん お世話になりました。
まずは、佐賀の祐徳稲荷神社へ参ります。
雲仙の山を越えてすぐ、助手席の次男が声をあげた。
「あ、虹!」
見れば、それは見事な虹がかかっていた。
朝から小雨がパラっと降ることがありましたが、こんなに素敵な虹を見たのは、数十年ぶりだと思われる。
なんか、縁起がイイねぇ・・・と次男ともども喜んでいましたが、写真を撮ると虹はすぐに姿を消しました。
一瞬、あちら様があたしたちを喜ばせてくださったように思いまして、ありがたかったです。
2時間ほど走って、祐徳稲荷着。
すっかりと晴れました。
初めて参りましたが、それはそれは立派な社殿。
さすが、日本3大稲荷と言われるだけのことはあった。
で、お山の中腹にあります本殿をお参り。
昨日今日の出来事も含め、陽ちゃんの無事を祈りました。
ありがとうございます。
神社の案内には、「奥の院」と書かれたところがあって、それが本殿の右からの道となっていた。
片道300mとも書いてある。
こういうところは行かずにおられないあたくしですの。
時間に追われている本日ですが、ここを逃すと次がいつになるかがわからないと思い、次男と登る。
そして、すぐに次男は後悔した。
山道が、ものすごく急でした。
ちょうど、熊野の神倉神社の時の道みたいな急こう配。
ひーひー言っている次男に声をかけながら、それでも20分くらいで奥の院到着。
ここまで来れました。
お参りできました。
ありがとうございます。
さて、ダッシュで下山して、お札を贖いまして、次は呼子へと向かいます。
次男に本物の美味いイカを食わせたいと思います。
(前回山口の旅でもイカを食わせたいと思っていましたが、時期がずれて、新鮮なイカを食わせられませんでした。)
2時間ほどで、呼子到着。
有名な萬坊で食べます。
この中の海の下にある部屋が食事どころとなっています。
窓の外は、海の中。
小魚が一匹寄ってきましたが、濁っていて景色は見えませんでした。
で、イカを食う。
透き通ったイカは、やっぱりうまかった。
そして、エンペラとげその天ぷらも、期待通りに美味かったです。
(あたしは腹がふくれていたので、イカ丼・・・これは透き通っていないイカでしたが、美味かった)
よ~しよし、ミッションまたクリア。(どこかで最近よく聞く言葉)
で、次。
福岡空港から飛行機で帰りますが、その道中に、コンラッドファームというところがありまして、そこに川嶋さんという不思議なご縁の方がいる。
その方に、会いに参ります。
呼子から1時間ほどで、
おぉ、ついに会えました。
この川嶋さん、実は長男の大学卒業の時に、知り合いが集まって卒業の祝いの宴をしてくれたのですが、その時に同席しておられました一人です。
息子がその飲み屋さんで、大変お世話になった方らしい。
(長男は学生ながら、この串ぼうずという飲み屋さんに焼酎をキープしていた。
・・・今となっては、時効だな)
あたしはその時一回きりしかお目にかかっていませんが、その後FBでやりとりしていまして、こんなご縁と相成りました。
ついでに言うと、この人何者かをあたしは知りません。
馬を飼っているし、犬を何匹も飼っていて日本中の競技会に出没しているらしいし、よくわからない。
でも、大変面白くてエエ人だということはあたしの鼻が嗅ぎ分けています。(失礼)
だから、この機会にぜひまた会いたいと思ったのでした。
愛馬のヒデちゃんも相手をしてくれました。
(次男の手から、ヒデちゃんアンパンを食べるの図)
厩舎の中には、競技用のバカデカイ馬もいました。
「日本一になったこともあるんだよ」
と、川嶋さんは誇らしそうに教えてくれました。
後ろ足が動かなくなって、補助具を付けた犬も、よちよちと歩いてきて挨拶してくれました。
陽ちゃんを見た後で、こうしてまた生命というものを見ると、思いがクルクルと廻りましてそれもまた良いご縁でした。
馬も犬も、人と同じようにここでは生きておりました。
世話をする側とされる側という見方もできるのだけれど、この人たちは、そんな感覚ではないと思えた。
それが面白かったです。
さて、暖かく迎えていただきましたが、おいとまします。
川嶋さん、コンラッドのオーナーさん、
ありがとうございました。
あとは、また1時間くらい走りまして、いよいよ福岡空港へ。
その前に、もう一つだけミッションが残っている。
それが、これ。
福岡の柔らかいうどんの中でも、ヤワ麺というなおやわらかいうどんを、牧のうどんで食べるのだ。
かつて、長男が言った・・・
「これを食わないで、博多のうどんを食ったとは言えないな・・・」
それなら、喰ったろうやないか!(バカ炸裂)
ということで、やってまいりました「牧のうどん空港店」
「店の中で、柔らかいのと頼めばいいよ」
と教えてもらっていましたので、その通りに注文して、いざ実食。
うまい・・・けど、ほんの3時間ほど前に、イカを腹いっぱい食ったばかりだ。
しかし、うどんの一杯くらいなら食えるだろう・・・と食い初めて気が付いた。
こいつ、麺が減って行かない。
柔らかい麺が、次々つゆを吸って、どちらかというと増えていく。
写真の真ん中にあるのが、継ぎ足しようのツユ。
汁けがなくなるとこれを足していく、と、また麺がふやけて汁が減る・・・
永久機関のようなうどんでございました。
そして、あたしは知った。
長男がこれを勧めた訳を。
あいつ、あたしをはめたです。
この無限地獄のようなうどんで、あたしを試したのです。
それに気が付いたあたしたちでしたが、同時に減らない麺がおかしくて、次男と笑っておりました。
残すわけにはいかないから、なんとか完食。
最終ミッション、クリア! やったぜ!
(苦しいほどに腹がいっぱい)
その後レンタカーを返して、17:40 無事長崎を離陸。
18:50 セントレアに戻ってまいりました。
一泊二日の急いだ旅でしたが、なんといっても初孫に会い、お嫁ちゃんのご両親にご挨拶をするという念願がかないました。
あとは付録みたいなものながら、それでも思いっきり堪能できた二日間の旅でした。
お世話になりました皆様、ありがとうございました。
この後、いよいよ陽ちゃんは広島で親子3人の暮らしを始めます。
息子もママも陽ちゃんも、どうぞ穏やかで幸せでありますように。
おじいちゃんは、心から祈っています。
P.S.
道中、FBでお声をかけてくださったみなさま、嬉しく楽しかったです。
ありがとうございました。
昨日の続きです。
翌3月2日は、6時起床。
ここ長崎というところは、愛知に比べてやはりかなり西にあるせいか、日の出が遅い。
まだたいへん暗かった・・・それもおもろい。
まずは、朝風呂へ。
さぁて、今日も楽しむぜ。
7時の食事を終えて、すぐに出立。
福田屋さん お世話になりました。
まずは、佐賀の祐徳稲荷神社へ参ります。
雲仙の山を越えてすぐ、助手席の次男が声をあげた。
「あ、虹!」
見れば、それは見事な虹がかかっていた。
朝から小雨がパラっと降ることがありましたが、こんなに素敵な虹を見たのは、数十年ぶりだと思われる。
なんか、縁起がイイねぇ・・・と次男ともども喜んでいましたが、写真を撮ると虹はすぐに姿を消しました。
一瞬、あちら様があたしたちを喜ばせてくださったように思いまして、ありがたかったです。
2時間ほど走って、祐徳稲荷着。
すっかりと晴れました。
初めて参りましたが、それはそれは立派な社殿。
さすが、日本3大稲荷と言われるだけのことはあった。
で、お山の中腹にあります本殿をお参り。
昨日今日の出来事も含め、陽ちゃんの無事を祈りました。
ありがとうございます。
神社の案内には、「奥の院」と書かれたところがあって、それが本殿の右からの道となっていた。
片道300mとも書いてある。
こういうところは行かずにおられないあたくしですの。
時間に追われている本日ですが、ここを逃すと次がいつになるかがわからないと思い、次男と登る。
そして、すぐに次男は後悔した。
山道が、ものすごく急でした。
ちょうど、熊野の神倉神社の時の道みたいな急こう配。
ひーひー言っている次男に声をかけながら、それでも20分くらいで奥の院到着。
ここまで来れました。
お参りできました。
ありがとうございます。
さて、ダッシュで下山して、お札を贖いまして、次は呼子へと向かいます。
次男に本物の美味いイカを食わせたいと思います。
(前回山口の旅でもイカを食わせたいと思っていましたが、時期がずれて、新鮮なイカを食わせられませんでした。)
2時間ほどで、呼子到着。
有名な萬坊で食べます。
この中の海の下にある部屋が食事どころとなっています。
窓の外は、海の中。
小魚が一匹寄ってきましたが、濁っていて景色は見えませんでした。
で、イカを食う。
透き通ったイカは、やっぱりうまかった。
そして、エンペラとげその天ぷらも、期待通りに美味かったです。
(あたしは腹がふくれていたので、イカ丼・・・これは透き通っていないイカでしたが、美味かった)
よ~しよし、ミッションまたクリア。(どこかで最近よく聞く言葉)
で、次。
福岡空港から飛行機で帰りますが、その道中に、コンラッドファームというところがありまして、そこに川嶋さんという不思議なご縁の方がいる。
その方に、会いに参ります。
呼子から1時間ほどで、
おぉ、ついに会えました。
この川嶋さん、実は長男の大学卒業の時に、知り合いが集まって卒業の祝いの宴をしてくれたのですが、その時に同席しておられました一人です。
息子がその飲み屋さんで、大変お世話になった方らしい。
(長男は学生ながら、この串ぼうずという飲み屋さんに焼酎をキープしていた。
・・・今となっては、時効だな)
あたしはその時一回きりしかお目にかかっていませんが、その後FBでやりとりしていまして、こんなご縁と相成りました。
ついでに言うと、この人何者かをあたしは知りません。
馬を飼っているし、犬を何匹も飼っていて日本中の競技会に出没しているらしいし、よくわからない。
でも、大変面白くてエエ人だということはあたしの鼻が嗅ぎ分けています。(失礼)
だから、この機会にぜひまた会いたいと思ったのでした。
愛馬のヒデちゃんも相手をしてくれました。
(次男の手から、ヒデちゃんアンパンを食べるの図)
厩舎の中には、競技用のバカデカイ馬もいました。
「日本一になったこともあるんだよ」
と、川嶋さんは誇らしそうに教えてくれました。
後ろ足が動かなくなって、補助具を付けた犬も、よちよちと歩いてきて挨拶してくれました。
陽ちゃんを見た後で、こうしてまた生命というものを見ると、思いがクルクルと廻りましてそれもまた良いご縁でした。
馬も犬も、人と同じようにここでは生きておりました。
世話をする側とされる側という見方もできるのだけれど、この人たちは、そんな感覚ではないと思えた。
それが面白かったです。
さて、暖かく迎えていただきましたが、おいとまします。
川嶋さん、コンラッドのオーナーさん、
ありがとうございました。
あとは、また1時間くらい走りまして、いよいよ福岡空港へ。
その前に、もう一つだけミッションが残っている。
それが、これ。
福岡の柔らかいうどんの中でも、ヤワ麺というなおやわらかいうどんを、牧のうどんで食べるのだ。
かつて、長男が言った・・・
「これを食わないで、博多のうどんを食ったとは言えないな・・・」
それなら、喰ったろうやないか!(バカ炸裂)
ということで、やってまいりました「牧のうどん空港店」
「店の中で、柔らかいのと頼めばいいよ」
と教えてもらっていましたので、その通りに注文して、いざ実食。
うまい・・・けど、ほんの3時間ほど前に、イカを腹いっぱい食ったばかりだ。
しかし、うどんの一杯くらいなら食えるだろう・・・と食い初めて気が付いた。
こいつ、麺が減って行かない。
柔らかい麺が、次々つゆを吸って、どちらかというと増えていく。
写真の真ん中にあるのが、継ぎ足しようのツユ。
汁けがなくなるとこれを足していく、と、また麺がふやけて汁が減る・・・
永久機関のようなうどんでございました。
そして、あたしは知った。
長男がこれを勧めた訳を。
あいつ、あたしをはめたです。
この無限地獄のようなうどんで、あたしを試したのです。
それに気が付いたあたしたちでしたが、同時に減らない麺がおかしくて、次男と笑っておりました。
残すわけにはいかないから、なんとか完食。
最終ミッション、クリア! やったぜ!
(苦しいほどに腹がいっぱい)
その後レンタカーを返して、17:40 無事長崎を離陸。
18:50 セントレアに戻ってまいりました。
一泊二日の急いだ旅でしたが、なんといっても初孫に会い、お嫁ちゃんのご両親にご挨拶をするという念願がかないました。
あとは付録みたいなものながら、それでも思いっきり堪能できた二日間の旅でした。
お世話になりました皆様、ありがとうございました。
この後、いよいよ陽ちゃんは広島で親子3人の暮らしを始めます。
息子もママも陽ちゃんも、どうぞ穏やかで幸せでありますように。
おじいちゃんは、心から祈っています。
P.S.
道中、FBでお声をかけてくださったみなさま、嬉しく楽しかったです。
ありがとうございました。