おはよ。
この頃ブログの更新が適当になっています。
スマホを手に入れてから、FBで何か書いた気になるようです。
とは言え、日記としてのブログの効用は、あたしにとっては大切なのです。
それは例えば、震災後の東北ツーリングをした時のあたしが何を感じていたかというのは、その時の己の言葉で、改めてその記憶がよみがえる。
FBも似てはいますが、垂れ流している感じはします。
想いを込めた、その一日を振り返る記録として、ブログも書いて行きたいと思っています。
さて、昨日は定休日。
その何週間か前に、FBでダライラマの日本講演があると知った。
ダライラマさん、実は何度も日本にお越しになっておられます。
その都度、あぁ、行きたいなぁと思い続けてこの度、運良く都合がつきまして、チケットを手に入れました。
ダライラマさんに会うのは、積年の夢でした。
あたしの信心なんて知れたものですが、偉大な人には、是非お目にかかりたい。
それが実は、ご高齢ともなれば、これが最後かと思わないでもありませんでした。
ダライラマさん、90近いんぢゃないかな?
それでもその意思の従うところで、彼は世界中を行脚されているとも感じています。
・・・天皇陛下をつい重ねてみています。
「わたくし」がないのです。
無私というより、もっと大いなるものに従っておられる姿。
それを感じたときに、あたしはすっかりと虜になってしまいました。
昨日8:40分 JR半田から久しぶりに電車に乗りまして、一路、横浜みなとみらいへと向かいます。
みなとみらい、行ったこと無いですの。
首都圏は、本当に久しぶりですの。
あの雑踏と喧騒はもういいなと思っているからなおのこと、足が向きませんでしたが、どうにも何かにつけて、東京は中心です。
美術展なんて、毎週でも行きたいと思いますが、気持ち的に遠いんだなぁ・・・
そんなことをずっと思っていたあたしですが、ダライラマさんが来られるというこの時だけは、行かなきゃ!と思いました。
なんとな~く、これは逃したらイカンとあたしの何かがささやいたんです。
名古屋から新幹線で新横浜へ。
そして菊名へ。
菊名・・・東横線の少し先には日吉という駅がありまして、あたしは大学生の2年間、ここに通っておりました。
そして、この菊名の駅のすぐそばの小さな本屋さんで、アルバイトをしていました。
小柄な人の良い店主でした。
お家にご飯を食べに行ったこともあります。
一緒に麻雀もしました。
3年生になって三田に移る頃にはバイトもやめて、その後お名前も忘れてしまうほどの不義理のあたしですが、ここに来てそんなことを思い出させてもらったのもご縁だったと思われました。
どうぞ、お幸せであられますように。
菊名から電車を乗り換えて、みなとみらい駅へ。
38年前の大学生の頃には、無かったですよ。
電車からの風景も楽しんでいましたが、ドッカ~ン!とあったみなとみらい駅周辺は、おのぼりさんのあたしには圧巻でした。
東京(神奈川ですが)、やっぱり、スゲェ~!
本日の目的地「パシフィコ 横浜」は、駅から歩いてすぐの所でした。
13時開演で、みなとみらい駅に着いたのが12時前。
お昼を食べておこう・・・
と思って、どこか場末の定食屋でもあればよいと思っていましたが、新開地だから、駅の外に出てみて「あっ、ここには裏通りの定食屋なんてないな」とすぐに分かったです。
(基本的にバイクツーリングでもそうですが、駅チカのレストランもいいですが、土着の定食屋さんを鼻を効かせて入るのが好きですの)
そうとわかりましたから、再び駅構内に入って、食事です。
さすがに大都会の駅ビルですから、何でもある。
とはいえ、軽く食べたいので、さて、どうするべ?
麺類がいいな・・・せっかく横浜だから、中華っぽいのがいいな・・・などと思って一風堂を横目に見ながら入ったのが担担麺やさん。
メニューを見ているあたしに、
「これは辛いです。あなた、辛いのだいじょぶですか?」
とどこの方かわかりませんが、日本人的な顔のアルバイトらしきオネイサンが、丁寧に?教えてくれました。
う~む・・・辛いと言われて、どの程度辛いかわからん。
え~い、いったれ!
と、メニューで一番辛いの頼んだりました。
「今なら、ご飯、つきます」
どちらの方かわかりませぬその可愛いお嬢さんにそう言われて・・・
この頃はやりの低糖質がなんぼのもんじゃい。
あたしゃお米が好きなんよ。
おう、ご飯ください!(少な目でお願いします・・・小心者)
と、お願いしました。
・・・すっげぇ~辛かったです。
あと、麺がインスタントみたいな味でした。
それながらに、美味しくいただきました。
(ご飯があって、ありがたかったです。この辛さだけで、ご飯2杯行けます)
辛さのあまり頭皮から流れる汗を拭いていますと、そのお店の外には列ができていました。
う~む・・・やはり、首都圏ですね。
人間の数がハンパ無い。
こういうところでの商売も難しかろうと思いつつ、汗を拭き拭き退散いたしました。
そこそこ美味しかったけど、マジ辛かった。
これも都会好みというところでしょうか?
お勉強。(やはりあたしは、場末が好き)
そこから間もなくのところに会場はありますが、まだ時間がありましたので、その先の港へと出てみます。
段々のありますここでは、お昼時のこの時間、おにぎりやお弁当をその段々に腰掛けて食べておられました。
エエところ。
開園を待って、あたしもボ~ッとしていました。
遠くに見えるのがレインボーブリッジですか?
これも見たことがある形です。
やがて時間となりまして、のんびりと会場へ。
チベットの関係者の方々かもしれない人が、団体でおられました。
ダライラマさんという方は大変微妙な立場におられる方で、自国では天皇陛下みたいな方なんですが、亡命されておられます。
それを何と表現していいのかもわからないですが、熱心にチベットで仏教を信心して学んでいても、そのご本尊がチベットにいないという悲劇。
(いないというより、いられないという現実)
ワイワイと誇らしげに民族衣装を着て記念撮影なんぞをされているその光景が、何か物悲しかったのでありました。
中国のどちら様か知りませんが、どうぞご無体はやめていただきたい。
切にお願いします。
(ついでに、ノーベル賞をもらったダライラマさんですが、日本に来られてもマスコミの電波では一切流れません。それがなぜか?はあるでしょうが、矜持を持って、対応していただきたいと思っています。)
ダライラマさんはことほどさような要人ですから、入場者はセキュリティーチェックを受けまして、入ります。
席について、やがて講演開始。
・・・
ダライラマさん、登壇。
おぉ! ついに相まみえましたがな!
あたしの夢が叶った瞬間でした。
御年がいくつになられるのかな?
足取りがゆっくりながら、それでもしっかりと、講演は立って行われました。
ご本人がそれを希望しているらしい。
それだけで、涙が出てしまうPでした。
13:00から15:00までのおよそ2時間の講演。
半分を終えたところで、残りは質疑応答の時間。
講演そのものも素晴らしいですが、ここからもまたあたしには大変意義深かった。
ある方が、どうしたら幸せになれるのか?という質問に、彼はこんな言葉で答えた。
「聞思修(もんししゅう)」
仏教の言葉で、見たり聞いたり調べたり、教えを何度も聞いて、そのことを何度も考えて、意識して、体験を通して心になじませてゆくことが大切だと言っております。
彼は最後のその修について、「味わう」という言い方をしていた。
身に染みてしまえば、身についてしまえば、幸せになることに躊躇も遠慮もない。
・・・そうなればよい。
・・・そうなりたい。
・・・あたしは、それを目指したい。
いくつかの質問は、私の心にも染み渡って来たです。
愛とは?
相手が愛に満たされていたらいいなあと思う気持ち。
慈悲とは?
相手が苦しみから解き放たれることを願い、祈る気持ち。
お身内が自死をされて、どうにもならぬお気持ちから解放を求めたその方が質問をされた時のお返事。
彼がかつてその身に受けたことを重ねて、彼は言う。
くよくよせず、出来ないことは出来ないのだから、未来を向いて、少しでも人の役に立てるように生きてゆく。
そう誓いを立てたそう。
そして「空」の話もよかった。
全ての現象には実体というものは微塵もない。
あなたはわたし。
それはず~っと思っていたことで、彼の言葉でまた腑に落ちた。
良いご縁をいただいて、良い一日となりました。
あたしの出来の悪いのはカルマのせいです。(なんや、それ?)
お許しください。
講演を終えての帰り・・・
横浜お約束の、シウマイとビール。
ありがとうございます。
この頃ブログの更新が適当になっています。
スマホを手に入れてから、FBで何か書いた気になるようです。
とは言え、日記としてのブログの効用は、あたしにとっては大切なのです。
それは例えば、震災後の東北ツーリングをした時のあたしが何を感じていたかというのは、その時の己の言葉で、改めてその記憶がよみがえる。
FBも似てはいますが、垂れ流している感じはします。
想いを込めた、その一日を振り返る記録として、ブログも書いて行きたいと思っています。
さて、昨日は定休日。
その何週間か前に、FBでダライラマの日本講演があると知った。
ダライラマさん、実は何度も日本にお越しになっておられます。
その都度、あぁ、行きたいなぁと思い続けてこの度、運良く都合がつきまして、チケットを手に入れました。
ダライラマさんに会うのは、積年の夢でした。
あたしの信心なんて知れたものですが、偉大な人には、是非お目にかかりたい。
それが実は、ご高齢ともなれば、これが最後かと思わないでもありませんでした。
ダライラマさん、90近いんぢゃないかな?
それでもその意思の従うところで、彼は世界中を行脚されているとも感じています。
・・・天皇陛下をつい重ねてみています。
「わたくし」がないのです。
無私というより、もっと大いなるものに従っておられる姿。
それを感じたときに、あたしはすっかりと虜になってしまいました。
昨日8:40分 JR半田から久しぶりに電車に乗りまして、一路、横浜みなとみらいへと向かいます。
みなとみらい、行ったこと無いですの。
首都圏は、本当に久しぶりですの。
あの雑踏と喧騒はもういいなと思っているからなおのこと、足が向きませんでしたが、どうにも何かにつけて、東京は中心です。
美術展なんて、毎週でも行きたいと思いますが、気持ち的に遠いんだなぁ・・・
そんなことをずっと思っていたあたしですが、ダライラマさんが来られるというこの時だけは、行かなきゃ!と思いました。
なんとな~く、これは逃したらイカンとあたしの何かがささやいたんです。
名古屋から新幹線で新横浜へ。
そして菊名へ。
菊名・・・東横線の少し先には日吉という駅がありまして、あたしは大学生の2年間、ここに通っておりました。
そして、この菊名の駅のすぐそばの小さな本屋さんで、アルバイトをしていました。
小柄な人の良い店主でした。
お家にご飯を食べに行ったこともあります。
一緒に麻雀もしました。
3年生になって三田に移る頃にはバイトもやめて、その後お名前も忘れてしまうほどの不義理のあたしですが、ここに来てそんなことを思い出させてもらったのもご縁だったと思われました。
どうぞ、お幸せであられますように。
菊名から電車を乗り換えて、みなとみらい駅へ。
38年前の大学生の頃には、無かったですよ。
電車からの風景も楽しんでいましたが、ドッカ~ン!とあったみなとみらい駅周辺は、おのぼりさんのあたしには圧巻でした。
東京(神奈川ですが)、やっぱり、スゲェ~!
本日の目的地「パシフィコ 横浜」は、駅から歩いてすぐの所でした。
13時開演で、みなとみらい駅に着いたのが12時前。
お昼を食べておこう・・・
と思って、どこか場末の定食屋でもあればよいと思っていましたが、新開地だから、駅の外に出てみて「あっ、ここには裏通りの定食屋なんてないな」とすぐに分かったです。
(基本的にバイクツーリングでもそうですが、駅チカのレストランもいいですが、土着の定食屋さんを鼻を効かせて入るのが好きですの)
そうとわかりましたから、再び駅構内に入って、食事です。
さすがに大都会の駅ビルですから、何でもある。
とはいえ、軽く食べたいので、さて、どうするべ?
麺類がいいな・・・せっかく横浜だから、中華っぽいのがいいな・・・などと思って一風堂を横目に見ながら入ったのが担担麺やさん。
メニューを見ているあたしに、
「これは辛いです。あなた、辛いのだいじょぶですか?」
とどこの方かわかりませんが、日本人的な顔のアルバイトらしきオネイサンが、丁寧に?教えてくれました。
う~む・・・辛いと言われて、どの程度辛いかわからん。
え~い、いったれ!
と、メニューで一番辛いの頼んだりました。
「今なら、ご飯、つきます」
どちらの方かわかりませぬその可愛いお嬢さんにそう言われて・・・
この頃はやりの低糖質がなんぼのもんじゃい。
あたしゃお米が好きなんよ。
おう、ご飯ください!(少な目でお願いします・・・小心者)
と、お願いしました。
・・・すっげぇ~辛かったです。
あと、麺がインスタントみたいな味でした。
それながらに、美味しくいただきました。
(ご飯があって、ありがたかったです。この辛さだけで、ご飯2杯行けます)
辛さのあまり頭皮から流れる汗を拭いていますと、そのお店の外には列ができていました。
う~む・・・やはり、首都圏ですね。
人間の数がハンパ無い。
こういうところでの商売も難しかろうと思いつつ、汗を拭き拭き退散いたしました。
そこそこ美味しかったけど、マジ辛かった。
これも都会好みというところでしょうか?
お勉強。(やはりあたしは、場末が好き)
そこから間もなくのところに会場はありますが、まだ時間がありましたので、その先の港へと出てみます。
段々のありますここでは、お昼時のこの時間、おにぎりやお弁当をその段々に腰掛けて食べておられました。
エエところ。
開園を待って、あたしもボ~ッとしていました。
遠くに見えるのがレインボーブリッジですか?
これも見たことがある形です。
やがて時間となりまして、のんびりと会場へ。
チベットの関係者の方々かもしれない人が、団体でおられました。
ダライラマさんという方は大変微妙な立場におられる方で、自国では天皇陛下みたいな方なんですが、亡命されておられます。
それを何と表現していいのかもわからないですが、熱心にチベットで仏教を信心して学んでいても、そのご本尊がチベットにいないという悲劇。
(いないというより、いられないという現実)
ワイワイと誇らしげに民族衣装を着て記念撮影なんぞをされているその光景が、何か物悲しかったのでありました。
中国のどちら様か知りませんが、どうぞご無体はやめていただきたい。
切にお願いします。
(ついでに、ノーベル賞をもらったダライラマさんですが、日本に来られてもマスコミの電波では一切流れません。それがなぜか?はあるでしょうが、矜持を持って、対応していただきたいと思っています。)
ダライラマさんはことほどさような要人ですから、入場者はセキュリティーチェックを受けまして、入ります。
席について、やがて講演開始。
・・・
ダライラマさん、登壇。
おぉ! ついに相まみえましたがな!
あたしの夢が叶った瞬間でした。
御年がいくつになられるのかな?
足取りがゆっくりながら、それでもしっかりと、講演は立って行われました。
ご本人がそれを希望しているらしい。
それだけで、涙が出てしまうPでした。
13:00から15:00までのおよそ2時間の講演。
半分を終えたところで、残りは質疑応答の時間。
講演そのものも素晴らしいですが、ここからもまたあたしには大変意義深かった。
ある方が、どうしたら幸せになれるのか?という質問に、彼はこんな言葉で答えた。
「聞思修(もんししゅう)」
仏教の言葉で、見たり聞いたり調べたり、教えを何度も聞いて、そのことを何度も考えて、意識して、体験を通して心になじませてゆくことが大切だと言っております。
彼は最後のその修について、「味わう」という言い方をしていた。
身に染みてしまえば、身についてしまえば、幸せになることに躊躇も遠慮もない。
・・・そうなればよい。
・・・そうなりたい。
・・・あたしは、それを目指したい。
いくつかの質問は、私の心にも染み渡って来たです。
愛とは?
相手が愛に満たされていたらいいなあと思う気持ち。
慈悲とは?
相手が苦しみから解き放たれることを願い、祈る気持ち。
お身内が自死をされて、どうにもならぬお気持ちから解放を求めたその方が質問をされた時のお返事。
彼がかつてその身に受けたことを重ねて、彼は言う。
くよくよせず、出来ないことは出来ないのだから、未来を向いて、少しでも人の役に立てるように生きてゆく。
そう誓いを立てたそう。
そして「空」の話もよかった。
全ての現象には実体というものは微塵もない。
あなたはわたし。
それはず~っと思っていたことで、彼の言葉でまた腑に落ちた。
良いご縁をいただいて、良い一日となりました。
あたしの出来の悪いのはカルマのせいです。(なんや、それ?)
お許しください。
講演を終えての帰り・・・
横浜お約束の、シウマイとビール。
ありがとうございます。
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