先月、東京へ向かう途中、食事を採るため途中下車した中央線塩尻駅周辺は意外なほど店が無く立ち寄った店の食事も期待どおりではなく少しガッカリして駅の周辺を散策していたらある看板に目がいきます。
内容を読んでみると塩尻市にある桔梗ヶ原にいた玄蕃丞という名の狐の親分のことが書かれています。
この狐の親分は大変なイタズラ好きで子分をひきつれて様々ないたずらをしたり人をだましたりしていたそうですが、底抜けの陽気さで人々にあいされて「げんば祭り」として受け継がれているとあります。
これだけ書くと日本国内どこにでもある伝説じゃないかと思われるかもしれません。
ただこのなかに桔梗ヶ原に列車が開通したころに列車に化けて汽車を止めたとあります。
読んでみて「?」と思います。
この地に列車が通った頃というと中央線が開通したころじゃないですか!玄蕃丞は意外と近年まで生きていたのです。(ひょっとして玄蕃丞のだまされた人が生きているかも?)
一度汽車に化けた狐を見てみたかったものだと思いながら以前読んだ「日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか」(内山節著)を思い出しました。
その本によると1965年頃までは日本人は狐にだまされていたとあります。
今日本国内で狐にだまされたなんて話は聞くことはありません。
書籍には日本人の精神文化の変化の変遷などが書かれていてちょっと理解するのに難し部分もありますが面白い書籍の一つでした。
私が産まれる少し前までは現代文明と日本古来の精神文化が入り交じっていた時代があるということを玄蕃丞の看板で知ることができました。
何の変哲も無い看板ですが色々な空想をかき立ててくれる面白い看板でした。
今では機会があったら「げんば祭り」に行ってみたいなぁと思っています。
ところで皆さん狐にだまされたことはありませんか?
食事は期待はずれでしたがこの看板は大収穫でした。(管理人)
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この狐の親分は大変なイタズラ好きで子分をひきつれて様々ないたずらをしたり人をだましたりしていたそうですが、底抜けの陽気さで人々にあいされて「げんば祭り」として受け継がれているとあります。
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この地に列車が通った頃というと中央線が開通したころじゃないですか!玄蕃丞は意外と近年まで生きていたのです。(ひょっとして玄蕃丞のだまされた人が生きているかも?)
一度汽車に化けた狐を見てみたかったものだと思いながら以前読んだ「日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか」(内山節著)を思い出しました。
その本によると1965年頃までは日本人は狐にだまされていたとあります。
今日本国内で狐にだまされたなんて話は聞くことはありません。
書籍には日本人の精神文化の変化の変遷などが書かれていてちょっと理解するのに難し部分もありますが面白い書籍の一つでした。
私が産まれる少し前までは現代文明と日本古来の精神文化が入り交じっていた時代があるということを玄蕃丞の看板で知ることができました。
何の変哲も無い看板ですが色々な空想をかき立ててくれる面白い看板でした。
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