ハナノキの花

　先日、名古屋の久屋大通公園を名古屋城を目指し北上しテレビ搭を越え歩道橋を歩いていたらハナノキの花が目に飛び込みました。
　なんとハナノキの花が見下ろせるではないですか！
　思わず写真を撮りました。
　都会にきてまで樹木を眺めている私は都会にむいていないとつくづく思います。
　ハナノキは絶滅危惧種で岐阜県の東濃地方と愛知県の一部に分布が限られた珍しい樹木です。
　ハナノキはカエデ科の落葉高木であり開花は早春であると書くと図鑑的ですが私が凄いなぁと思うのは開花から結実までの期間が短く一月ほどで種子が完熟するのです。
　かつてハナノキの種子を採取したことがあるのですがあまりの短さに驚いたことを思い出します。
　またカエデ科の樹木ですので分離翼果で種子は風により運ばれるのですが何故か種子は乾燥にとても弱い性質をもっています。
　こんな性質が個体数が少ない原因ではないかと個人的に思っています。
　そんな珍しい樹木ですが愛知県の木となっているため名古屋市街に結構な数のハナノキが街路樹として植えられています。
　名古屋の都心を歩いているとハナノキが絶滅危惧種だなんてとても思えません！（管理人）


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青木川の桜並木

　私の実家のある愛知県一宮市を流れる青木川の土手には見事な桜並木があります。
　近くの五条川の桜並木が有名でテレビでも報道されたりしますが青木川のサクラは五条川ほどの規模ではないのでマイナーです。
　サクラ見物をする人も近所の人だけに限られています。
　隠れたサクラの名所だと思っています。
　でも私が子供だったときと比較するとサクラは随分大きくなっていました。
　昔は竿が振れるだけのスペースはなんとかあったのですが今では竿なんてとても振れません....
　しかも過剰な安全対策のためフェンスまであります。
　サクラは見事になったのですが川で遊ぶことはできなくなってしまったなぁと思いながら花見をしました。
　やはり30年近く前の頃と状況が変わるのは当然ですが....
　それと余談となりますが川の中には魚の姿はほととんど見えず釣りどころじゃない状況です...（管理人）

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染井吉野

　先日、NHKニュースを見ていたらサクラの品種で最も有名な染井吉野発祥の地のことを話題としていました。
　染井吉野の発祥の地については諸説ありNHKでは染井村説を遺伝子解析等を行った結果を報じていました。
　染井村は現在の東京の駒込にあたり最も有名な説であったので個人的には新鮮さは無くおもしろみにかける話だな～と思いテレビを見ていました。
　ただ思ったのはサクラの一品種のことが全国ニュースで扱われることそのものが面白かったです。
　他の樹木では全国ニュースにはならないです。　
　やはりサクラだから全国ニュースになるのです。
　日本人のサクラ好きはテレビにも現れていると実感できる報道でした。（管理人）

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