徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

外来植物

2012-06-28 21:52:29 | Weblog
 いつまで天生ネタでいるんだ!と言われそうですが引き続き・・・
 さて今回のネタは天生峠の駐車場から少し登ったところでシオデとユキザサが隣り合ってあります。
 双方とも珍しくなく山歩きしているとよく目に飛び込んできます。
 ですが生息地域が違う・・・同じところでなんてことは希です。
 亜高山と山地帯の林床植物が!分布域が重なっているところならではではないかと思います。
 そんなことを思うと同時にあることが頭に浮かびます。
 最近はどの山に登っても人に出会う時代となって一日山歩きをして人に会わないなんてことは希です。
 それと同時に何でこれがここに生えているの???なんてことがおきます。
 人による種子運搬の代表選手としてオオバコがやり玉にあげられ除去作業が各地で行われています。
 ただ入り込んでいるのはオオバコだけではないんですよね。
 今月は2回天生の森を歩いたのですがツボスミレが登山度沿いで数多く咲いています。
 これって何だか変?今までそんなになかったよな~これはひょっとして人が種を運んだか?なんて思います。
 あと数年前から気になっているがラショウモンカズラ。
 これも何だか変じゃない?と思っています。
 双方とも在来種であるのでおおきな問題となることはないですが本来の生息域じゃないところ生えているなんてことになるのである意味外来種だよな!と思います。
 数年前から特定外来種に指定された植物は徹底的に除去されることになっています。
 これはこれで意味のあることだと思いますが、そもそもなかった植物が生えるということは何らかの原因があるから。
 登山道沿いは道を作ったことによる環境の改変と人による種子運搬が原因だと思います。
 確かに問題だと思うのですが登山道から外れヤブ漕ぎをすると(天生ではヤブ漕ぎしないで!)本来の植生となります。
 ある意味登山道を開設するという行為は大きな環境改変であるので本来なかった植物が進入してきても不思議ではないというか必然だと思いますので色々なところで外来種の除去作業が行われますがイタチごっこだなと思うのです。
 こういった問題が起こるということを認識して対処しないといけない事案だと思うのです。
 結局対処法は関わっている人達によって決められるということだと思います。
 自然保護なんてことは昔から言われていますが結局は私たちの価値観の一つでしかないんですよね。
 そんな無責任な意見を書いてしまったのですが最近入り込み者が増えた天生では侵入者の対処はどうしたらいいんだろう?なんて思います。
 こんなことを書くと議論の輪の中に入らないといけなくなりますね(管理人)


                       この写真を撮りながらの一体全体何を考えているんだと言われそう?
                       




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コメント (2)
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