徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

消えてしまった「すごい展示!!」

2013-09-15 21:30:28 | Weblog
 今日開催した森を案内する仲間内での研修会が早く終わったので「道の駅 白鳥」の隣にある白山文化館へ久しぶりに行ってきました。
 以前にも徒然写真帳で紹介しているのですが、改めて行くと新鮮でブログネタになるな!と思いながら写真を撮ってきましたので気が向いたら記事にしていこうと思います。
 さて、展示を久しぶりに見ながら、映画「郡上一揆」で使った晒し首の模型の展示でも見るか!と思い歩を進めると展示が無い...。
 もう一度グルリと見直しても無い、冷静に記憶を辿ると、晒し首の模型展示していたところには嘆願書を差し出している模型へと変わっていました・・・
 流石に「晒し首」の模型の展示は評判が悪かったのでしょう。
 他の展示は、以前訪れた時と変わりはなく、ここだけが変わっていたのです。
 初めてみた時は、すごい展示!!と思い、徒然写真帳のネタともしたのですが・・・
 あの展示は、何処へ行ったのだろう?と思いながら新しくなった展示の写真を撮って、その場を立ち去ったのでした。(管理人)

 晒し首の模型の展示のことを書いた記事へのリンク→<すごい展示!!>ただグロテスクな写真を掲載しているのでお食事中の人は見ないほうがよいです。
 


                     




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井洞林木遺伝資源保存林の隠れた魅力

2013-09-15 20:19:46 | Weblog
 井洞林木遺伝保存林というと、マイナーな存在で存在を知っている人は希ですが、巨木好きや森歩きが趣味の人の間では知られて?います。
 ブログで紹介されいる内容はというと井洞大杉やスギの天然林を紹介するものだけしか今のところ見ていません。
 確かにこれらは魅力的で私が何度も訪ねているのもスギの天然林や井洞大杉を観察することが目的です。
 ただ、岐阜県内の森を巡っている私は数年前から隠れた魅力があるな~と思っています。
 それは上層のスギは日本海側の多雪地域に多く見られる裏スギの性質をもったスギが自生しています。
 井洞遺伝資源保存林は郡上市白鳥町二日町にありますので太平洋側ではあるのですが、この森の入口はスキー場跡地にあることからも雪が多いことがわかり、まさに多雪地域です。
 ですので、日本海側の植生の特徴である裏スギ系統のスギ林があることは教科書どおりで違和感がありません。
 しかし林床植生に目を移すと林床で目立つ低木層の樹種を観察しているとシロモジやクロモジ、マルバノキが目立ちます。あと数は多くないですがマンサク(これは林床植物と言えないかも・・ただ近縁のマルバマンサクは林床植生を構成する樹種何で入れてみました)も観察することができます。
 これらは岐阜県内の太平洋側の内陸部の森林で普通に観察できる樹種です。
 井洞は太平側の内陸部ですので不思議では無いですが上層のスギは日本海側の要素なんです。
 これが、良く植物の専門家が言う「日本海側の要素と太平側の要素が入り交じる地域」ということか!と感心してしまいます。
 ただ、樹種構成は雪が多い、少ないという単純な理由だけでないことが井洞の森を観察すると分かります。
 植物は、更新する時しか移動手段を持たない生物ですので、地域ごとの変異が見られますので、恐らく今回紹介した樹木は耐雪性を兼ね備えているのでは?と私は考えています。
 この事実を調べる術は私は持ち合わせていないので真相は分かりませんが、そんなことを考えて歩くことができる井洞林木遺伝保存林はスギだけじゃない魅力を兼ね備えた森だと思うのです。
 ただ、この魅力、大変マニアックなので世間一般には受け入れられないだろうとも思うのです。(管理人)



                      マルバノキ(これからの季節、深紅の紅葉が魅力です)
                      

                      マルバノキの花、紅葉と開花が一緒の珍しい樹木
                      

                      分布が限られていて全国的には珍しい樹木ですが岐阜県内での自生地は雑木扱いです
                      

                      シロモジの花
                      


                      シロモジ果実
                      

                      クロモジ果実
                      

                      クロモジ花
                      

                      マンサク花(私は花だけでマルバマンサクとマンサクの差は分かりません・・・)
                      



                      


                      




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井洞林木遺伝資源保存林

2013-09-15 19:38:24 | Weblog
 朝、台風18号接近の影響で目覚めたら雨・・・
 今日は、私が企画した研修会の日。
 雨男の本領を発揮してしまいました。
 朝食を終え研修の集合場所である道の駅白鳥へ向け車を走らせていると郡上市明宝のあたり土砂降り・・・
 これは中止しないといけないかな?と思いながら車を走らせると八幡のあたりで小降りに。
 長良川沿いを車を走らせると増水はしておらず雨にもかかわらずアユ釣りをしている人もいて、何とかなるなと思いながら集合場所を目指す。
 到着してから研修参加者と相談して、午後から天気が更に悪くなるという予報だったので午前中森の観察を行い、午後少しだけ座学をして終えるということにして研修を開始。
 幸いなことに土砂降りにならず、井洞遺伝保存林の観察を終え、午後から場所を変更し座学を終え予定より早めに研修を無事終えることができました。
 森を案内する仲間内の研修会とはいえ台風接近中の中の研修は嫌なものだと、つくづく思いました。
 ただ、がっかりしたのは天気予報がはずれ午後のほうが天気がよく帰宅途中、郡上市八幡町からは道路が乾いて、長良川でアユ釣りをしている人までいる・・・改めて、私の雨男ということを実感したのでした。

 さて、本題ですが林木遺伝資源保存林は林野庁が遺伝的に貴重な森林を保護することを目的に指定されたところで、当地はスギの遺伝資源を保存することを目的としているということです。
 岐阜県内ではスギ天然林を観察できるところは限られていて当地は貴重な存在です。
 私は10数年前の当地の存在を知ってから定期的に通っている森で、私の遊び場の一つでの研修会でした。
 今回の研修は今年の総会の時に研修の候補地を出すなかで私が提案したものが通ったので企画をしたのです。
 企画したのは、見事なスギ林を皆で観察しながら歩けたら楽しいし、私の森を観察する視野が広がるといったことが第一ですが、森の案内する仲間のスキルアップが目的ですので、これだけの理由ではいけないと私は考えたのでした。
 その理由とは、スギというと、古くから利用されている重要樹種であるし、ご神木にもなり、巨木になる。
 日本固有種(一部異論はありますが)であり世界的にみると貴重な樹木であるといったプラスのイメージを私をもっていますが、世間一般的にはスギ花粉症の原因であること、スギ人工林の手入れ不足が山を荒らしているといったマイナスイメージのほうが大きくなってしまっているのが現実です。
 これはいけない!と個人的に思い、森を案内する人はスギをプラスもマイナスも客観的に伝えるスキルが必要と考えて今回の研修を企画したのです。
 その実践の場として井洞遺伝資源保存林を活用したというと格好が良いのですが、後者は後で考えた理由・・・
 ただ、森を観察だけはいけないので簡単ですがスギの魅力を伝えるための資料もちゃんと作成して研修は実施しました。
 しかし、スギというのはネタが沢山あるので井洞のスギの森を伝える点に絞って行いました。
 その、理由は多雪地域のスギに見られる伏状更新と、林床植生の2点に絞ったのでした。

 ちょっと偉そうなことをダラダラと書いたのですが、私はただの森遊び人で、森を案内することも頼まれた時にしか行わない消極姿勢です。
 そんな私ですが何故か森を案内する人たち向けの研修会を企画することが数年前からあります。
 頼まれると一応対応をするのですが、巷には私より優れたスキルを持った人が大勢いるのにな~と思っている今日この頃です。(管理人)


                        
 



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