徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

洞杉巨木群

2013-09-25 22:14:23 | Weblog
 毛勝山登山を終えて即帰宅しようと考えていたのですが、登山道の森だけの観察では満足できず洞杉も見たい!という欲求が高まり今回も見に行ってきました。
 スギの巨木群のことは徒然写真帳でも過去に紹介していますが、あれだけの巨木が何本もあるところは屋久島と洞杉巨木群だけでは無いだろうか?と思っています。
 非常に価値あるものだと思っていますが、知名度が低く訪れる人もまばらで静に巨木に触れることができます。
 毛勝山登山とセットで行くのも良し、埋木林博物館とセットで行くのも良いと思います。
 巨木好きで行ったことが無い人は是非行ってみるべきであると私は思っています。(管理人)
 林内の様子は過去の記事をリンクしておきます。
 <魚津スギ紀行(洞杉)>今年のゴールデンウィークに訪れた時の記事です。
 <洞杉>昨年の8月に初めて訪ねた時の記事です。



                            






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毛勝山登山道沿いの森

2013-09-25 21:33:32 | Weblog
 先日登った毛勝山の登山道沿いの森は変化に富み、急登続きで息絶え絶えになっていたのにもかかわらず興味深く登ることができました。
 ただ、スギに注目して登ったので写真はスギばかり・・・
 森の多様さを意識した写真を撮れば良かったな~と帰宅してから後悔してしまいました。
 毛勝の森は雪や風の影響で森林が成立しない所以外では色々な樹種で構成されていて見ていて飽きないものもがありました。
 特筆すべきは、スギの大木は数多く存在していることですが、スギと様々な樹種と混交しているのが他に無い魅力だと思いました。
 場所によってはスギの純林を形成しているし、ブナやミズナラとの混交している箇所もあるし、ネズコ、チョウセンゴヨウと混交しているところも。
 私の住んでいる岐阜県には無い森の魅力がありました。
 特にスギは伏状更新が旺盛に行われていて至るところで伏状往診したスギの幼木は絨毯のようになっていて独特な森林景観を形成していました。
 伏状する性質が強いスギが多く面白い樹形のスギが多く見ていて飽きません。ここでしかスギを見たことが無い人は、名の由来である直木という発想は生まれなかっただろうな~と思えるほど個性的な樹形のスギが多かったです。
 ただ、伏状する性質が強すぎると林業的には良い遺伝系統のスギでは無いな~とも思いました。
 あと、気になったのはカシノナガキクイムシの影響で枯死したミズナラが目についたこと。
 これだけは残念だな~と思いました。
 あと、以前に白山は湿雪が大量に積もるので針葉樹が生育できないという話を聞いたことがありますが、同じ条件である毛勝山には数多くの針葉樹が生育しています。
 この差は一体全体何?なんて思います。
 湿雪の影響で針葉樹が分布できるか、どうかでは無く雪に耐えることができる遺伝的な要素をもった針葉樹が地域にあるかということでは無いのだろうか?とふと帰宅途中に考えてしまいました。
 こんなことを考えてしまった下山後の今日この頃で、植物の地域変異があることを強く意識したのでした。(管理人)


                    ブナとスギの共生
                    

                   スギの大木が多いのが魅力
                   

                   伏状更新が旺盛なスギ、
                   
                   伏状更新が旺盛なスギ2 これを見て直木とは言う人いないでしょう  
                   

                   枝が地面に接地しています。ここから発根します。まさに伏状更新しようとしている様子です                   
                   

                    どうしてこんな樹形になったのだろう?
                    
                 

                    岩場ではネズコが目立ちました
                    

                   ところどころでスギの純林が。林床には伏状更新したスギの幼木が絨毯のように広がっています
                   

                   ブナとスギが混交しています。スギ巨木物語では共生関係にあると書かれています
                   

                   チョウセンゴヨウの大木が結構ありました。
                   

                   スギ、ブナ、ミズナラの混交林だったところ。ミズナラはナラ枯れで消失・・・
                   


                   雪と風の影響で森林が成立しなくなる直前ではコメツガ林があります。
                   


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ツタウルシの果実

2013-09-25 21:02:07 | Weblog
 先日、位山峠で紅色に色づきだしたツタウルシを見つけ、写真を撮ろうと近づいたら結実をしていました。
 ヤマウルシ、ヌルデといったウルシ科の木本と似ていなくて本当にウルシ科なのかな~なんて思っていたのですが果実をみて考えを改めました。
 近縁種だ!思う一方で花→果実→紅葉と一連の写真が揃い、私の写真データベースの幅が広がったぞ!と一人、ご満悦でした。
 これからの季節、ブナの巻き付いたツタウルシの紅葉が栄える季節となります。
 これもまた秋の楽しみです。
 ただし、ツタウルシは森の中で最も被れる植物です。
 紅葉の季節になると被れるリスクは少なくなりますが不安のある人は遠目で観察してください。
 ちなみに、私はツタウルシで被れることは無いので近づいて、じっくり観察をしています。(管理人)

<今年の6月に投稿したツタウルシの記事へのリンク>



                     


                     


他のウルシ科の果実の写真

                     ヤマウルシ
                     


                     ヌルデ
                     








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