徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

汐川干潟の思い出

2020-12-22 20:27:49 | Weblog
 先日の渥美半島のサイクリング、風も強かったので蔵王山展望台で渥美半島を一望して終わりにしようかと思っていました。
 ですが展望台から汐川干潟を見下ろしていたら行きたくなり、いつものサイクリングと同様に汐川干潟を巡って終了としました。
 汐川干潟は本州最大級の干潟で多くの鳥が観察できるところです。
 中高生の頃でバードウォッチングに夢中だった私は本州最大級で数多くの鳥が飛来する汐川干潟は憧れの地でした。
 調べてみると貯めた小遣いと電車で行けば日帰りで行けることが分かった私は実家のある一宮から名鉄に乗り豊橋まで行き、そこからは豊橋鉄道に乗り豊島駅で降り汐川干潟へ冒険気分でバードウォッチングに出かけました。
 電車を乗り継ぎ、豊橋鉄道の豊島駅に降り立った私はフィールドスコープを担ぎ一人で鳥を求め干潟の鳥の観察に夢中になっていると声をかけられます。
 その人はセリカに乗り、サングラスをしていて釣りキチ三平のキャラクターの魚神さんのような方でした。
 声をかけた理由は中学生が一人で鳥を見ているのが珍しく思わず声をかけたいうことでした。
 その方からは色々と鳥のことを教えてもらいました。話が進み車の中から様々な鳥の写真を撮りだし見せてもらえたし、当時私が欲しかったニコンのF3と超望遠のニッコールレンズも持たせてもらえました。
 そして広い干潟、歩いては回り切れないだろうと車に乗せてもらい随分嬉しかったことを思い出しました。
 先日訪れた時は強風の影響か、あまり鳥を見ることができませんでしたが、干潟沿いの防波堤で自転車を走らせながら、ふと当時のことをおもいだしました。
 先日、シェルパ斎藤さんの書籍を読んでいたら、旅をしいると手助けしてもらえることが若者の特権と書かれていました。書かれていたのは息子さんがヒッチハイクをすると即止まってくれたことを引き合いに書かれていたのですが、確かに学生の頃ザックを背負って出かけると、よく声をかけられたり親切にしてもらいました。
 私も認めたくないですが年をとってきたこともあり滅多に声を掛けられなくなりました。
 まぁ仕方ないなと思いつつ、若者が一人旅をしているのを見ると思わず声をかけたくなる衝動にかられる気分になっています。
 当時、私に声をかけた方は少年が一人鳥を見ているのをみて声をかけたくなったのだろうな~と今は思います。
 まさに、若者の特権で、特をした初めての出来事であったな~と思います。
 でも今の時代見ず知らずの若者に声をかけると通報されてしまうのでは・・・という不安もあり私は旅をしている若者をみても声をかける度胸が無いというのが現実です。嫌な世の中ですね。(管理人)

  

   


   


   


   
 
 



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