徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

林相を楽しむ

2022-02-03 21:12:47 | Weblog
 私の山歩きの楽しみの一つは林相を楽しむということ。
 ですから、珍しい植物を見つけて楽しむというより森の構成を見ることのほうが楽しいと感じていますので、訪れた場所の樹種構成が気になるのです。
 ですから山頂の展望が悪いことで有名な恵那山でも山麓には様々なタイプの森があるので私は楽しめます。
 その中でも私が気に入っているのは冷温帯針広混交林といわれる地帯です。
 太平洋側にある恵那山の冷温帯針広混交林は構成する樹種が多くとても見ていて飽きません。
 ですから、先日富士見台の樹氷を楽しんだ後は針広混交林を楽しもうと思い冷温帯針広混交林を楽しめるルートを辿りながら歩きました。
 ブナ、ミズナラ、ヒノキが主な構成種になると思うのですが標高が高いところだとダケカンバが混じったり、沢沿いだとサワラが混ざったりして面白い。
 特に林床にヤマグルマがあったりするとなお地域性があり面白いなんてことを考えながら歩きます。
 そんな、森の中にある日本で3番目に太い「神坂の大檜」はシンボル的な存在だなと思います。
 一昨年、自転車をフルオーダーして組んでもらったこともありブログには自転車のことを多く書きました。
 私がサイクリングを楽しむのは自転車そのものを楽しむことは当然あります。
 しかし、楽しみはそれだけに留まりません。
 今まであまり書いていませんが、その楽しみの中に。長い距離を走っている間に変化する林相を楽しむことも実は含まれているのです。
 そんなサイクリストは皆無だと思いながらも(管理人)

  追分登山道に向かって歩いている時にブナ、ヒノキ、ミズナラが並んでいるところが。これは面白いな~と思いました。
  

  予定より早く行程が進んでいたので神坂の大檜を見に行ったのですが、その近くにある森が魅力的で面白いです
  

  林床にあるヤマグルマが面白い。ヤマグルマは岐阜県内でも御嶽、恵那山麓に多く生息しています。
  

  ヒノキは中部地方の内陸の植生には欠かせない存在と思います。幅広く分布していて低山から亜高山まで広く分布しています
  

  日本で3番目に太い神坂の大檜
  

  冷温帯針広混交林
  


  


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コメント
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