今日、大径のヒノキの伐採に立ち会いました。
イベントの中での伐採だったので鳥総立てをしようということで伐採した枝を切り株に挿しました。
鳥総立ては山の神への奉謝する儀式です。
今では行う人も少なくなり現代の伐採現場で行う人を見かけることはありません。
管材画譜や木曽式運材図絵といった古書にも鳥総立ての記述を見ることができ神事の意味合いは知っていたのですが枝を差し込む時に鉈や斧で切り込みをいれた直後は差し込みやすく、しばらくすると切り込んだ箇所がしまり、しっかり固定できるということを聞き関心しました。
今日、帰宅してから自宅にある官材画譜を開き鳥総立ての記述を見てみると株祭として書かれていました。
その中で鳥総立ては伐採した先端部を挿すと書かれていました。今日やった鳥総立ては枝を適当に挿したので実際とは違っていることを知りました・・・実は微妙に違っていたのでした。
あと鳥総立ては延喜式や万葉集にも記述もあり大和朝廷の時代からある風習であることをしりました。
その長い歴史を、ここ数十年の間で忘れ去れようとしているということなんです。現在の林業はコスト削減が課題となり古くある山仕事の風習は急速に失われようとしています。
時代が違うから仕方ないと思うのですが山の講の時ぐらいはやったらどうだろうと思ったのでした。
あと鳥総立てについて少し調べている中で、あることを思い出しました。
祭りの時に立てる登りの先にスギの梢を取り付けます。
これはひょっとして鳥総立てからきているのでは?おそらく神への感謝の意を表するために行うことであるということに気が付いたのでした。(管理人)
鳥総立て
鉈で切り込みをいれるのがポイントです
官材画譜に記載されている株祭(鳥総立て)の図です。
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あと鳥総立ては延喜式や万葉集にも記述もあり大和朝廷の時代からある風習であることをしりました。
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時代が違うから仕方ないと思うのですが山の講の時ぐらいはやったらどうだろうと思ったのでした。
あと鳥総立てについて少し調べている中で、あることを思い出しました。
祭りの時に立てる登りの先にスギの梢を取り付けます。
これはひょっとして鳥総立てからきているのでは?おそらく神への感謝の意を表するために行うことであるということに気が付いたのでした。(管理人)
鳥総立て
鉈で切り込みをいれるのがポイントです
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接ぎ木は皮と皮がくっつくようにするんでしたっけ?
接ぎ木は形成層をくっつけるので鳥総立てとはちょいと違います。
ヒノキの接ぎ木は割り接ぎという方法で行います。