・学校が始動しました。まだ在校生は登校しておりませんが、3年生の自習生は登校しておりました。たいしたものです。センター試験が近いのです。非常に心配しております。健闘を祈るとしか言えませんが。
・昨日の大学駅伝を楽しみに見ておりました。そして、今日学校に来る途中で、スポーツ新聞を購入したら実に驚いた記事が載っていました。
・超伝統校大学監督のコメントでありました。「銅は金に勝てないと思ってきましたが、銅は磨けば、くすんだ金に勝てることを・・・・に教わった(スポーツニッポン)」 これはこれは・・・・・・・。わたくしからはなんもコメントしませんが。
・ともかく凄い努力ぶりであります。勝った学校も、そうではなかった学校も。だからこそ箱根を走ることができるわけです。あんな急な山道を走ることができるだけでも、驚愕であります。
・全員、どこの大学チームにもよくやりましたねぇと激励してあげたくなりました。それが、わたくしのホンネ。
・今日は、「天鼓」という能をビデオで録画しておりましたので、ノートを取りながら鑑賞しました。すばらしい作品でありました。観世流のが、NHKで1月1日朝に放送していたのをです。
・天鼓の中に出てくる父親の我が子を喪った悲哀というものがひしひしと伝わってきました。本当にわれわれの先祖はいいものを残してくださったものであります。
・日葡辞書を買ったので、ますます中世の庶民の暮らしや、言葉についてのめり込んでおります。
・実は、こういう会話体から入ると、さすがの難解な源氏物語等々の日本古典も理解しやすくなるのです。尊敬語がちょっと難しいのかもしれませんが。特に超進学高校でその辺を厳しく鍛えられると古典が嫌いになってしまうのではないかと憂うるところもあるんです。余計なことかもしれませんが。
・もっともわたくしは、純粋に国文学のための国文学を勉強するというのではありませんでした。むろん受験国語でもありません。死生学から見たところの日本古典文学でありますから、観点がちょっと異なります。
・それでもおもしろうてなりません。生涯学習をしていく上で、これからますます増す魅力であります。
・ふと思ったのが、わたくしはくすんだ金に勝てる銅にも及ばないなぁということでありました。いつも人に踏みつけられている路傍の石でありましたから。それもまた良し。たまにはわんこが、散歩の途中で挨拶してくれるかもしれませんからね。つるつるの路傍の石に。
・また明日!