病気になると、一日が貴重である。相撲の本日ただいまの一番を考えるというのもそういう死生観があって、ボキは好きだよん。照ノ富士がこのことをよく言うが、若いのにたいしたもんだと思う。だから応援しているのだ。
今朝たんぼ道を歩いていたら、ラジオでリスナーがこれから手術があるとメールで連絡していた。9時から大手術だとのことであった。終わったらICUにも入るとあった。病室から朝の太陽を見ていて、メールを送ったらしい。
生きていられるだけでも感謝である。で、朝起きたらそれでも冥土への一里塚に向かっていることを実感せざるを得ないのである。命は有限だからなぁ。そういうことを定年後の生涯学習で知ったのだよ。マジに。今が一番大事なのである。
肩書きでもなんでもないのが、定年後の時間だ。今日一日生きていられるだけでもありがたいのじゃよ。
養老先生の著書にもかなり考え方が変化しつつあるけど、生きていられるだけでもありがたいもんである。それでも阿弥陀様は迎えに来てくださる。逝きたくないと逝っても無駄だ。
それに医学は統計学だという養老先生の話の骨子もなかなかである。コロナで何パーセントの患者が出ているという連日の報道もこれだよ。
BYE-BYE!