横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

子どもに合った学用品を。

2014-02-11 17:45:35 | 発達や学習が心配
オリンピックが始まりました。
昨日見ていたのは、スピードスケート。
選手の靴がアップになった瞬間、思わず目が釘づけに。
スキーの板、スケート靴の形、競技によって
みんな違います。それに一流アスリートともなるときっと、選手ごとの
「オリジナル」があるんだろうな、と思います。


先週文房具店に行ったら、なんと数字目盛のついた「竹尺」を売っていました。
竹尺は2年生から使い始めます。竹は目盛がくるいにくいとされ、また「目盛」を
「よむ」ことが、「数直線」の学習に結びついていきます。でも、「厚み」が
あるために視覚的な配慮が必要な子どもにとっては「ちょっとつらい」道具です。
数字があることで少し「楽」になるかな、とは思います。


「新入生説明会」の時期ですね。
説明会で最も質問が多いのが、
「もちもの」・学習用具についてです。次が通学路と給食。

「みんなとおそろいでうちの子だけが浮かないように」と思うのが
親心。学校指定のものもあります。
1年生のはじめは、おそろいの「ノート」。
先生も「せーの」の方が指導しやすいです。
でも、子どもって「一律」ではないんですよね~。
かなり大きめのマスノートでもはみ出してしまう子がいます。
2Bの鉛筆でも筆圧が弱く、字がうすくなってしまう子がいます。
なぞり書きでも線からずれてしまう子がいます。
筆順がおぼえられない子がいます。
ロッカーや靴箱の位置がわかりにくい子がいます。

「もっとていねいにかきましょう」
「こくかきましょう」

私もかつて言っていました。
でも、1回で変わった子はそういません。
子どもが成長するのには時間がかかります。
でも、困り感をもつことが予想されたら、せめて大勢の子のものと
違ってもその子に合った学習用具を用意してあげてください。
クレパスも折れにくいものがあります。消しゴムもなくしにくいもの。
もちやすい鉛筆。着脱しやすい防災ずきん。
入学して初めてその道具を使うより、そろそろ「本物」を使って
「出す、使う、しまう」練習し始めるのもおすすめです。


手先」のことは早めに始めましょう。





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