横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

「視覚」や「触覚」を使って算数に取り組む

2014-09-01 15:18:00 | 発達や学習が心配
横浜は雨・・・朝からけっこう降っています。
月曜日だからよけいちょっとブルーになっている人もいるかしら。

今日は、2年生の算数について。

リットル」「デシリットル」

・・なつかしいですね。今は、リットルを”L"、デシリットルを”dL"と

表記します。(教科書は筆記体ではありません)

1cm=10mm、1m=100cm

のように、1L=10dLと単位換算もします。

では、2L3dL=?dL

となると、分からなくなってしまうことも。

また、1Lを大きい長方形で考えたとき、1つ分とちょっとで

なぜか「2L」にしてしまう子もいます。

百円ショップでLカップと2dL入るカップを見つけました。

夏休み私の塾で、これに水を入れて「実験」し、「体感」として

「1dLマスに10杯いれたら、1Lになる」をとらえられるように

してみました。

頭の中で1L=10dLと単に覚えるより、「映像として」「体感として」

覚えた方が分かりやすい子どももいると思います。

もちろん、学校でもこの「実験」は必ずやります。

教室中水浸しです・・・

ただ、グループで「実験」すると、主体的になる子と

「観察」する子が出てしまうことがあります。

なかなか「単位」を理解しにくいときは、家でも実験してみると

よいかもしれません。

2年生では、この「水の量」の他に「長さ(mm、cm、m)」、

「時間(日、時間、分)」など算数でいろいろな単位が出てきます。

さらに、秋になると、「九九」。

「音からの入力」に苦手感がある子どもは、「唱える」だけでは

覚えにくいと思います。「目(カードなど)」や「手(操作)」を使って

「視覚的」「感覚的」に覚えていく方法が分かりやすい子どももいると

思います。

自分なりの覚え方、理解の仕方でも「結果」は同じ。

一つの方法がうまくいかなかったら、別の方法を試してみることを

ぜひおすすめします。




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びすぽうくでは、入会されない方の教育相談も行っています。
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