横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

心の「ハードル」を下げるために~中間をつくる~

2015-04-06 17:26:58 | 発達や学習が心配
4月6日!
新学期の始まりです。
ご入学・ご入園そしてご進級
おめでとうございます。

今日は初日。もしかすると~

「学校、行きたくない!」

があったかもしれないですね。


(窓辺で育てているひまわり。10日ほどでここまで生長!)

「~をやりたくない」

「~に行きたくない」

と子どもが言うときは、「慣れていないもの」「はじめてのもの」

「自信がないもの」「以前失敗したもの」

または
「親の気をひくため」

などの理由が考えられます。

「すごく」嫌なものと「ちょっと背中を押すとできるもの(実は押してほしい)」

ものがあると思います。

このへん、親が感じる「勘」ですかね~。

「抵抗」の意味を考えてみましょう。

この「抵抗」が「心のハードル!」

「心のハードル」がその子にとってどのぐらい高いのか

確かめることが大事です。

一気にハードルを上げることは難しいし、

子どもも納得がいかないと思います。

「心のハードル」が高いときは、

すごく低いところからはじめて

跳べたら、1cmずつ(例えです)上げていくのもよいです。

本人に分からないようにでも、話し合って、お互いに達成感を

感じながらでも、そのお子さんに合わせて。



少しやるできた少しできた

できたことは自信になっていきます。自信ができると、次に

進みたくなります。

成功体験を積み重ねていくことが先に進む意欲になります。

でも、焦って一気にハードルを上げると「反動」がくることも。


大人が「全か無か」になっては、子どもがつらくなります。

私自身、「少しずつ」と子ども(児童)と約束してから叱ることが減り、

がんばりを認められるようになった経験があります。

大人が一緒に歩んでいこうと応援したくなるのです。

目標が「間近」なので、達成するのも「早く・楽」。

学校の教員も同じです。

新年度になり、「目標」をつくることがあると思います。

「子どもの気持ちが重いときは、心のハードルを下げ、

少しずつ上げていくように」してみるのもよいのでは、と

思います。

「ハードル」を下げているつもりでも、うまくいかないときは、

「目標自体を延期する」か、「5mm単位で上げる」ことも

考えて。

あっ、これ大人にも応用できますね!



個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする