横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

涙、涙・・・「泣く意味」。

2015-10-12 22:25:44 | 発達や学習が心配
急に秋らしくなってきましたね。

朝夕、涼しく感じます。

通勤途中で拾ったどんぐりで

ちょっと遊んでみました。

どんぐり兄弟!

秋といえば、演歌では「涙」

私も朝ドラで「ここでくるな・・」と

30秒前に「予感」がし、じわっ。

でも高校生のとき(すごい昔!)まで

友達が横で泣いていても(同じ状況にいるのに)

ぜんぜん涙が出ず、不思議な感じでした。

なんとか泣こうと(ふり)はしてみました。

その後大学でカウンセリングを学んだとき、

自分の内面に目を向けて湧き起こる「感じ」を

文章化したり、言語化したりするようになってから

この「じわ~」がすぐくるようになった気がします。



お父さん、お母さんが「わが子」に関して流す「涙」は、

成長したうれしさ、すばらしさもあり、また

自分の思いとのずれを感じた悲しさやくやしさ、

そして他の子どもと成長を比べての「プライド」を

ちょっと傷つけられたときでもあり・・・

本当に複雑です。同じ運動会でわが子を見て

思う気持ちもさまざま・・・。



子ども自身も小さいときは、

思い通りにならないくやし涙が多い気がします。

少し大きくなってくると

友達関係でのつらさ、人と自分を比べての

自己否定。それにプライドを傷つけられたと感じる

ときに涙・・・・。

もちろん、うれしいとき、感動したときに涙も

あるでしょう。

でも、大人も子どもも「つらくても泣けない」ときも

あります。

気持が張り詰めすぎてもし泣いてしまったら

自分が「壊れてしまいそう」で、自分を「保つ」ために

泣けないこともあるかもしれません。

でも逆に

心ゆるせる人の前で泣くことができる・・・

「泣く場所がある」ことで

気持が楽になることもあるでしょう。

涙と一緒に「つらさ」も出せてしまうかも。



今日の朝刊で「友達の涙」で「いじめ」に気づいた

ことがあった、と出ていました。

「人前で泣くこと」で「気持が表に出て」人に

伝わることもあるんですね。


あっ!いつもと違ってなんだか

しんみりした終わり方に・・・。

やっぱり「秋」なんですね。



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